
我が家の長女(小1)はなかなかの強者です。
今年小学校に入学して以来、私の悩みの種でもあります。
宿題をしていかなくても、忘れ物をしていても全く関係なし。
なんとも思っていません。なぜなら、学校の担任の先生に一切叱られないから。
忘れ物をしても、宿題をしていなくても叱られません。
だから、家で私が注意しても、怒っても、怒鳴っても糠に釘状態。
3月生まれという事と、元々超がつくマイペースなので心配はしていましたが、すでに1年生が終わりかけているにも関わらず、心配は尽きません。
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頭を打って学んでほしい
長男は『宿題はやらないといけないもの』という認識が1年生の頃からありました。
1年の時の担任の先生は宿題をしていなかったら、叱る先生だったので、宿題をうっかり忘れていた日は『学校へ行きたくない』と言うほど”宿題はしなければならないもの”というものを理解していました。
もちろん、『叱られてきなさ~い!』と送り出しましたが。
一方、長女は宿題をしていなくても平気です。
1年生という事もあり、私が毎日連絡帳を確認して、宿題もチェックをしているのですが、『宿題をやらないといけないもの』とは思っていません。
いや、わかってはいるのかもしれませんが、やらなくても『ま、いっかぁ』と思っているタイプです。
宿題をダラダラといつまでも始めなかったり、やり始めてもグダグダと集中しないことがあります。
そんな時に、『それなら、宿題やっていかないで先生に怒られなさい!』と突き放したことが何度もあります。
そんな時に娘が『別に、先生宿題してなくても怒らないもん』と言い放ちました。
・・・
・・・
はい?
宿題しなくても怒られない?
え、なんで????
先生がしてくるように出した宿題だよね?
それなのに、理由もなく宿題をしてこなかったにも関わらず、してこなくても叱らないというのです。
初めは驚きましたが、周りに聞くと最近の学校はそんな先生も多いそう。
私が子供だった頃なんて、宿題や忘れ物をすれば先生にきつく叱られました。
だから、『怒られたくないから忘れ物をしないようにしよう』『怒られたくないから宿題をしよう』というよこしまな思いながらも、気づけば身についていました。
本来であれば、宿題の意味を理解して、身につくのが理想なんでしょうが、小学1年生にそこまでを求めるのは難しいと思います。
だからこそ、宿題をやってこなかったら、きちんと叱ってほしいんですよね。
できていないことがあれば、きちんと叱られて、『あぁ、やればよかった』『みんなの前で叱られて恥ずかしい』などといった後悔を経験することも重要な成長過程の一つだと思っています。(私の地域では”頭を打つ”といいますが、他の地域でも言うのかな?)
その後の学校生活に影響することなので、この”頭を打つ”経験は低学年の早いうちに経験してくれるのが理想だと思っているのですが、なにせ叱らない先生なので、待てど暮らせど”頭を打って”くれません。
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叱らない先生
だからと言って、娘の担任も全く何もしてくれないわけではありません。
担任の先生は叱らないものの、優しく諭してくれてはいるようです。
宿題の量が負担になっているなら、娘の分は漢字を書く量を少し減らしてみてくれたり、宿題がしやすいようにお手本を書いてくれたりといろいろと手を尽くしてくれています。
教員歴を持ちだすつもりはありませんが、若い女性の先生で、話し方や生徒への接し方もまるで幼稚園の先生のようです。
割とこまめに先生とは話をしていますが、とにかく優しいんです。
例えるなら、”怒らない育児”といった感じ。
その子に合ったペースでその子なりのスピードに合わせて指導をしてくれているのは痛いほどわかります。
だけど、親から見ると先生の優しさに娘は甘え切っているし、先生の優しさを利用しているようにしか見えません。
家庭できちんと宿題をさせるというのは当然ですが、親があれやこれやと手を尽くして宿題をするように言っても、宿題を出した当の本人の先生がしてこなくても叱らなければ、子供からすれば『やってもやらなくてもいいや』となっているようです。
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締めるところは所は締めてほしい
実は、この担任の先生は長男が2年生の時の担任の先生です。
長男の時も、漢字の宿題をやっつけ仕事で適当にしていた息子は『適当にたくさん書くより、1回でいいから丁寧に書くように』ということで、長男は漢字を書く量を先生のお墨付きで減らしてもらっている時期がありました。
きちんと宿題を確認していなかった親の責任でもあるのですが、これに気付いたのは漢字のテストでとんでもない点数のテストを持って帰ってきた時でした。
先生には、こちらが息子の宿題の状況を把握していなかったことを謝罪し、みんなと同じようにこなすよう指導するという事で話をした経験があります。
だから、娘の担任だと分かった時には『娘のタイプには合わないかなぁ』と心配をしていました。
案の定、娘はすっかり甘えてしまっていますが、先生の方針もあるのでしょうし、叱らない方針であろう先生に叱ってほしいと依頼するのもどうかと思い、言えずにいます。
とにかく家庭でしっかりと宿題をするように見ていますが、本音は先生にも締めるところはきちんと締めてほしいと思っています。
長男の担任は男性教師という事もあるのかもしれませんが、遊ぶときは子供と一緒に遊び、すごく面白い先生だけど、怒るとかなり怖いそうです。
そんな息子のクラスは1・2年生の時に問題児で先生が手を焼いていた子がいますが、もちろん、年齢が上がったこともありますが、授業を妨害したり、暴力をふるったりと問題児だった子もクラスの中にうまく溶け込み、問題行動が今ではすっかり落ち着いているようです。
まとめ
娘の先生にも『きちんと叱るところは叱ってください』と言いたいところですが、”モンスターペアレント”と思われやしないかなどと考えるとなかなか言い出せずにいます。
先生の教育方針にどこまで、親が踏み込んでいいんでしょうね・・・難しい問題です。
残りあと1ヶ月半、学校で叱ってくれることはもう期待していませんが、早く2年になって必要なところはきちんと叱ってくれる先生にあたって2年生で”頭を打って”くれることを期待しています。
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