
小学1年生の娘の視力が下がりました。
年長時に受けた視力検査、就学前検診でも全く異常がなかったにも関わらず、1学期の視力検査で視力低下を指摘されました。
その後、病院での治療を受けているにも関わらず、すでに眼鏡が必要なくらいまで視力が下がってきてしまいました。
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視力低下はなぜ起こる?
そもそもの視力低下の原因ははっきりとはわかっていないそうですが、遺伝的な要素や環境要素が複雑に絡み合って起こるそうです。
遺伝も影響するとはいえ、近くを見る行為も視力低下を招く原因には間違えがないようで、ゲーム以外にも
- 本を読む
- テレビを見る
- スマホを見る
という行為も原因になる可能性があります。
では我が家の状況はというと、
- 父は視力2.0
- 母は視力0.2の近視
- 長男は視力検査A判定
遺伝的要素があるとすれば母である私の近視ですが、私が視力低下し始めたのが高校入学頃で、子供のころから近視だったというわけではないし、強度近視というほどではありませんので、それほど遺伝的要素が強いわけではないような気がします。
娘の生活はというと
- ゲームはしない(できない)
- 宿題以外に本は読まない
- スマホは見ない
- お絵描きなど書き物は短時間遊ぶ程度
- 目を使うのはテレビを見るくらい
という状況ですが、テレビも漫画くらいしか見れないので毎日集中して見るという事はあまりありません。
一方、長男は
- ゲーム好き
- スマホでYouTube
- マンガ好き(毎日寝る前に読んでる)
- お絵描きや書き物はしない
という状況なので、娘に比べると目を酷使しています。
息子の場合は生活の中心がサッカーで回っているので、上記に挙げたことは平日は30分程度、予定のない休日(月1~2日程度)では合わせて3~4時間程度です。
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視力の推移と治療
以下、娘の視力の推移です。
右目 | 左目 | |
5月 | 0.7 | 0.7 |
7月 | 0.7 | 0.6 |
10月 | 0.5 | 0.4 |
12月 | 0.4 | 0.2 |
現在の娘の視力は両目で0.4程度。
教室の一番後ろの席から黒板が見えるギリギリの視力が0.7で、0.4程度だと教室の一番前の席でギリギリ黒板が見える視力と言われているそうですが、0.2の私は眼鏡屋コンタクトがなければ生活がままならないので、0.4ではほとんど黒板は見えないのではないかと思います。
5月に眼科を受診してから、”ミドリンM”という目薬を使用しています。
この”ミドリンM”を使用することによって仮性近視であれば視力が回復することがあるようですが、娘の場合はすでに半年以上使用しても回復するどころか低下しているので、仮性近視ではなく、近視で間違えがないようです。
仮性近視とは?
近業を長く続けると、水晶体の厚さを調節している毛様体が異常に緊張して、一時的に近視の状態になってしまいます。これを偽近視といい、俗に「仮性近視」と呼ばれています。調節を麻痺させる働きのある点眼薬をつけて治療しますただ、偽近視の状態が本当にあるかどうかについては、賛否両論があります。また点眼薬も、2~3か月治療して視力が出ないようなら続けても意味はありません。
~日本眼科医会のHPより~
娘と息子の違い
目をあまり酷使しない生活を送っているにもかかわらず、視力が下がってきた娘と目を酷使しているのに視力が良い息子の違いがあるのかと気にして見ていると、テレビの見方に違いがありました。
目を酷使する息子はゲームやYouTubeを見ていても、ジーっと集中して見っぱなしという事はありません。ゲームやテレビを見ながらも他の事にも気を取られることが多いんです。
例えば、ゲームしながらテレビを見たり、漫画を読みながらテレビを見ます。テレビだけを見ていても『コレ○○だよね?』『これ、知ってる』などずっと話しながら見ているのでテレビだけにじっくり集中するという事がありません。
一方、娘はテレビを見ていると、ジーっと集中するので呼びかけても一回では気づかないことが多く、テレビに集中すると話しません。テレビの世界に入ってしまいます。
もちろん兄弟であっても遺伝的な要素はあるとは思いますが、個人的にはこのテレビにどのくらい集中するかも大きく影響しているのではないかと思っています。
息子のように”ながらテレビ”、”ながらゲーム”を長時間するより、娘のように短時間であっても一点(テレビ)を見続けている方が目には良くないのではないかと思っています。
このことに気づいてから、いいのか悪いのかはわかりませんが、テレビに集中しだしたな、と感じると声を掛けて注意をそらすようにしています。
いずれにせよ、落ちてしまった視力は回復しないので今の視力を極力落とさないように気を付けていくしかありません。
周りの反応
少し話が逸れますが、娘の目が悪いと聞いて周りの反応で特に気になることがあります。
娘の目が悪いと聞くと
『眼鏡なんかしたら、かわいい顔が台無し』
『眼鏡なんか格好悪いよ(だから、目は大事に)』
『ゲームばっかりしてたんでしょ!?』
と言われることが非常に多いです。特に年配の方。
『目は大事に』という意味で言ってくれているのはわかりますが、ゲームもスマホもしない娘はどうしようもありません。
今はお友達の中にも眼鏡をしている子も多いし、中には弱視で小さいころから眼鏡をせざるを得ない子もいます。
そういった子が周りにいるのに、子供に向かって『眼鏡は格好が悪いもの』という偏見を植え付けるような発言をする大人が多いことに驚きます。
みんな良かれと思って言ってくれているのはよくわかるんですけどね。
それなら、『目が悪いと不便よ~』程度でいいと思うんですけどね。
まとめ
話が少しそれましたが、何が言いたいかというと、娘のように特に目が悪くなるような明らかな原因がないにもかかわらず、視力が低下することもあるし、逆に、息子のように目に良くないという事をしていても視力が落ちないという事もあります。
視力が下がったというと本人や親の責任のように捉えられることがありますが、我が家のように決して本人の生活習慣だけが原因ではないという例でした。
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