
先日、朝の一番忙しい時間にムカデに遭遇しました。
間一髪噛まれずに済みましたが、その時に退治した方法と万一噛まれた時の対処法についてまとめてみたい思います!
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何かと思えば・・・
きっと多くの人が一番忙しい時間である朝の出発の時に起こりました。
バタバタと準備をして末娘(2歳)に靴を履かせて出発です。
いつもは後部座席に座るんですが、たまたま助手席に座りたいという事で、チャイルドシートをセットして助手席に座らせました。
エンジンをかけてふと娘の靴に目がいきました。
あれ?
なんだろう、なんか違和感・・
なにかついてる・・・?
最初は枯れたオリーブの細い葉が靴裏にくっついているのかと思いました。
が、よく見ると
ム、ム、ムカデーーーーー!!!
娘の靴のつま先に沿うようにムカデが張り付いているんです!!!
オリーブの葉かと思ったものは、ムカデの黄色い足!
もう、もう衝撃的すぎて一瞬の間頭が真っ白になりました。
そこから思考は猛スピードでフル回転。
とにかく車の外にムカデを出さなければ!
ムカデが動かないようにそーっと靴を脱がせて助手席のドアを開けて靴を放り投げました。
落ちた衝撃でムカデが靴から離れたのを確認したので、急いで確保に向かいました。
ムカデには熱湯
私は虫の動きが苦手なので、できれば殺虫剤で対応したいと思っていますが、ムカデには熱湯と決めています。
目を離したすきに逃がさないように、とりあえず植木鉢を上から置いて確保!
家に戻って急いでT-falのスイッチオン!
ムカデにかかればいいので、少量で十分です。
お湯が沸いたら急いで戻ると、植木鉢の下にまだいたので、ムカデに向かってジャバー!と思いっきり掛けました!
すると、苦しそうにモゾモゾ動いたと思ったら、そのまま固まって死んでしまいます。
即死です。
あとで調べると熱湯でなくても50度以上のお湯で効果があるそうです。
我が家の給湯器は60度まで出るので給湯器のお湯でも対応できますね。
お湯をかけたのに生き返る⁉︎
たまーに、お湯をかけたのにしばらくすると生き返った!という意見。
低めのお湯にびっくりして気絶しただけで、本当はまだ生きてることがあるそうです。
駆除に失敗する原因はお湯の温度が低いことです。
お湯の温度がギリギリ50度だとムカデにかける時には50度を切ってしまってある可能性もあるので、ギリギリ50度ではなく沸騰に近いくらいのお湯を使えば失敗はないでしょう。
私はこれまで何度か熱湯で対処していますが、生き返ったことはありません。
私が使うのは必ず沸騰したお湯か沸騰直前のお湯です。
近所のママはムカデに慣れているので、ムカデを先の尖ったもので切り刻んで(‼︎)駆除していますが、動き回るし、切っても切ってもなかなか死なないし、見ているだけでもエグいです。
噛まれた時には?
今回はいったいいつ靴に付いたかわかりません。
玄関から車まではたったの数歩。
そんな一瞬で靴に張り付いたの?
それとも靴を履かせている時から靴に付いていたのだろうか・・
靴を履かせる時に気づかずに掴んでいたら・・?
運悪く靴の中に入ってたら娘は確実に噛まれていたでしょう。
車の中に落ちて車内を這っていたら、それこそ事故を起こしかねないパニックです。
ということで、いつ噛まれても最善の対処ができるように噛まれた時の対処法を調べてみました。
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お湯で洗い流す
ムカデの毒の主な成分はタンパク質性のものだそうです。
43度以上のお湯をかけることで毒素が不活性化し、症状が緩和されるそうです。
患部を43度以上にするために、お湯につけるのでは温度が下がってしまうので、5~10分ほどシャワーか蛇口からお湯をかけ続けることで効果が得られるそうです。
以前、テレビでやけどするかしないかのぎりぎりの温度のお湯をかけ続けるとよい。と言っていたので、給湯器で温度設定ができない場合は、熱いけどぎりぎり我慢できるかな?というくらいを目安にするとよいのではないでしょうか。
その後、ステロイドや、抗ヒスタミン成分が含まれる軟膏を塗るとよいとのこと。
ただ、大人やきちんと症状を説明できる年齢の子供であればこれでよいでしょうが、言葉で上手に話せない子供の場合はとりあえずの応急処置をしてから迷わずに病院へ行くべきです。
病院へ行ったところで塗り薬を処方されるだけかもしれませんが、素人目には判断できない症状がある可能性も否定できないので、言葉が上手に話せない子供は必ず医師の診断を仰ぐべきだと思います。
友人の子供は蜂に刺されて、症状が重かったわけではないけど念のために病院へ行ったら、血液検査でスズメバチに対する高い反応が出ているとのことで、念のためにとエピペンを処方されたそうです。
彼女は蜂に刺されたくらいで病院へ行くかを迷ったけど、念のために行ったくらいだったのに・・・と大変ショックをうけておりうけていました。
やってはいけないこと
ムカデに刺された時にやってしまうと症状を悪化させてしまうこともあります。
- 冷やす
冷やすとよいと書かれていることもありますが、刺された直後に冷やすことで症状が悪化してしまうこともあるそうです - 手や口で毒を吸い出す
ムカデは蜂のように刺して毒を注入するわけではなく、噛んで傷をつけたところに毒を塗りつけています。
そのため、絞り出したりする行為が逆に毒をすり込むことになるので厳禁です。
さらに、口の中に傷があると毒を取り込むことになるので、絶対にやめましょう。 - 中途半端な温度のお湯で流す
43度以下のお湯で流すと逆に毒を活性化させてしまい症状が悪化することもあるそうです。
同時に、噛まれてから時間がたってお湯で流すのも皮膚に浸透した毒が活性化して症状が悪化することもあるので要注意です。
自分が噛まれてもパニックになりますが、子供が噛まれると痛みで大泣きでしょうし、焦ってしまいますよね。
子供は狭いところが好きだし、大人だと足や手を入れるのに抵抗がある場所でも平気で手を差し込んだり、入り込んだりするので大人よりムカデに遭遇する確率が高いかもしれません。
もし子供がムカデに噛まれたときは、落ち着いて、やけどしないくらいの温度で5~10分洗い流すと覚えておきましょう。
家に寄り付かせない方法
現在の家に住んで6年になりますが、以前は家の中にムカデが入り込むことはありませんでした。
ここ2年ほどムカデを室内で見ることが増えたのですが、思い返してみると2年前から変わったことがありました。
正確には、やらなくなったことがありました。
それは、夏前に家の周りに忌避剤をまくこと!
引っ越しして真新しいときは夏前に虫の侵入を防ぐために家の周りにぐるっと忌避剤をまいていました。
しかし、ずぼらな私は面倒になってこの2年は散布を怠っていました。
これがどれほどの効果があったのかはわかりませんが、少なくともまいていた4年間はムカデを家の中で見ることはありませんでした。
という事で、もう夏真っただ中ですが、今年はしっかりと忌避剤をまこうと思います。
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