
子育て経験者なら多くの人が経験するであろう水いぼ。
気づくとプチプチとできていて、なかなか治らない。
痛くもかゆくもないから害はないけど、やっぱり気になる。
積極的に取る病院と、自然治癒派の病院を経験し、最終的にたどり着いた我が家の対処法をご紹介します。
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静観していた水いぼ
長男は水いぼとは無縁だったのですが、長女と次女は水いぼができました。
長女の時はとりあえず、かかりつけのメインは小児科だけど、皮膚科も診療している病院へ
水いぼじゃありませんように・・・という淡い期待もむなしく、水いぼとの診断
このおじいちゃん先生は、ムリに取っても結局またできてくるので、自然に治るのを待ちましょう。とのこと
先生の言葉を信じ、とりあえず静観することに。
長女の水いぼはおしりにできたので、人目に付く場所ではなかったので放置していてもよかったのでしょうが、やっぱりどんどん広がるんですよね。
治ったと思ったら次の水いぼが出てくる。
常におしりに10個くらいの水いぼがある状態が続き、このまま延々と続くのではないかと絶望的な気持ちになりました。
害はないと言われてもやっぱり気になるんですよね。見た目もよくないですし。
春先にできた水いぼは夏になっても治らず、まだまだ活発に消えては新しくできるを繰り返しています。
プールに入れない
長女は保育園に通っていたので、夏は毎日のようにプールや水遊びがありました。
保育園から言われたのは、『水いぼを覆えばプールは可能ですが、水いぼの傷にばい菌が入ったりすると悪化する可能性もあるので、できれば控える方が・・・』と遠回しに控えてほしい、というようなことを言われました。
おしりで、水着で隠れる場所なので毎日暑いしプールに入らせてあげたかったのですが、やっぱり逆の立場だと感染のリスクがあるなら避けてほしいと思うので、水いぼが治るまでは水遊びへの参加は控えることにしました。
ちなみに、厚生労働省の資料によると水いぼがあるからといって、プールに入ることは禁止されてはいないけど、ビート板や浮き輪、タオルなどを介して感染する可能性があるので注意しましょう。というようなことが書かれています。
夏の間中プールに入れないのもかわいそうなので、水いぼを積極的に治す方法を調べはじめました。
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試してみた治療法
イソジン軟膏
うがい薬でおなじみのイソジン
ネット上の情報では『イソジン軟膏を塗り続けていると水いぼが消えた』と効果があったと書かれている方法です。
せっせと探してイソジン軟膏を購入!うがい薬じゃないですよ、軟膏です。
イソジン軟膏ってなかなか売ってないんですよね。ドラッグストアを3軒回ってやっと見つけました。
毎日お風呂上りに水いぼにちょんちょんと乗せていました。
ちなみに、イソジンつけるとあの茶色い色が服や下着にべったりとついてしまいますが、手洗いをしなくても洗濯機に放り込めばきれいに取れます。
これは水いぼができた時から続けていたので、1月くらいはせっせと頑張って塗っていましたが、結果はというと・・・
効果なし!
な~んにも変わらない。
効果があったという声も多いので、あくまでも長女には効果がなかったという事です。
なすびの汁
若干腐りかけのなすびの汁を水いぼにつけると、灰汁が強いので、皮膚を荒れさせると同時に水いぼも一緒に取ってしまおう!という毒を毒で制すという荒療治。
1週間ほど挑戦しましたが、若干水いぼの周りの皮膚はカサカサするものの、水いぼが取れるほどはなく、これも効果が期待できず。
ヨクイニン
漢方のヨクイニン
いぼや肌全般に良い効果があるとされているヨクイニンを飲んでいましたが、漢方であくまでも体質を整えていくものなので、即効性がなく夏中に完治を目指す我が家には補助的な存在でしかありませんでした。
まぁ、子供は嫌がらずに飲んでいたので飲ませていましたが、効果があったかと問われると分かりません。
結局、長女はひと夏プールに入らず、年が明ける頃に治ったので、水いぼができてから約9か月ほどかかりました。
やっぱり取るのが一番早い
次女は2歳の春先から首からデコルテにプツプツと現れました。
首に出てきたので、顔に広がってたくさんできたり、跡が残ったりするとかわいそうなので今度は皮膚科を専門にしている病院へ
病院で、水いぼを取ってほしい旨申し出ると、おばあちゃん先生は『小さな子供を押さえつけて痛い思いをさせてとってもどうせまた出てくるんだから、害はないし1,2年もすれば治るんだから、私は取りません!』と・・・
おかしいな、私はこの病院で子供の頃に水いぼを窒素で焼かれた経験あるんですが・・・と思いつつ病院を後に。
治療方針を変えたようなので、取ってもらえませんでした。
その後、別の小児科で相談すると『取りましょうか?』というので、お願いしたらものの数秒で首からデコルテにあった水いぼ5つくらいをピンセットで取ってしまいました。
子供は何が起こったのかわからず、キョトンとしているうちにきれいになくなりました。
ここの先生は、『水いぼは自然に治るといっても長い時間がかかるから、少ないうに取ってしまった方が早い。またすぐにできてくるけど、できたらすぐに取ってあげればいい。数が増えてからだと子供の負担が大きいので、数が増えてしまってからだと取らない。だから、次の水いぼができたらすぐに来てください。』とのこと。
それから、3~4個できるたびに水いぼを取りに通っていたのですが、先生を見ていると芯がぷっくりと浮いてきたものだけを取っています。
だから、3~4個あっても白い芯の部分が浮いてくる前のものは『これはまだ』と取ってくれません。
芯の部分だけを取るからか子供は泣くこともなく、何が起こったかわかっていない様子です。
自宅で取る
だんだん、通うのも面倒になってきたのと、『自分でもできるんじゃない?』という思いが強くなってきたので、芯が浮いてきたものを爪でつまんでみたところ、いとも簡単に取れてしまいました。
ポイントは水いぼってはじめは赤い発心に白い膿を持ったような状態なんですが、日がたつと少しづつ平だった白い部分がぷっくりと浮いてきます。
ちょうど膿を持ったニキビと同じような経過です。
白い部分がぷっくりと浮き上がってきたら、皮膚を巻き込まないように白い部分だけを爪でプチっと引きちぎります。
引きちぎると書くと痛そうに聞こえますが、娘は泣くこともなく、チクっとするくらいだったようで一瞬顔をしかめるものの泣くこともありませんでした。
私はよくお風呂の中で娘が遊んでる隙を見計らってちぎってました。中から出てきた白い芯が周りの皮膚につくと広がると聞いたので、引きちぎったらすぐに石鹸で洗ってシャワーで流していました。
お風呂から出た後はイソジンで消毒をして完了。
ちなみに、私は爪でちぎっていましたが、ピンセットもあります。イボ取りピンセットで検索すると高いものが出てきますが、形状的にはこれでも一緒かと。大抵水いぼに使用したレビューが掲載されています。
病院の先生もこんなピンセットを使っていました。
娘の場合は夏を迎える前には新たに水いぼができることもなくなり、2ヶ月ほどで完治しました。
あくまで、我が家の娘は体質的に一度にできる水いぼの数も少なく効果的でしたが、アトピー体質の子なんかは特に『自宅で取ったら一気に広がった』という話も聞きますので、お子さんの体質によっては静観するのが良い場合もあると思いますので、一度は病院で相談するのが良いと思います。
以上、我が家の水いぼへの対処法でした。
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