ママ友と距離を置く理由。それは、子供が意地悪なんです。

以前、距離を置いているママ友の事を書きました。

実は、この記事で書いた以外にも、このママ友を避けている理由があります。

それは、ママ友の娘が異常に意地悪だからなんです。

スポンサーリンク

子供が意地悪

私が避けているママ友の娘はとにかくいじわる!

わかりやすいように性格ブスなので、ブー子と呼びます。

ブー子の得意技は仲間外れ。

大人が見ているのがわかるとあからさまに仲間はずれにはしませんが、耳を凝らしてきいていると年長の時からすでに、大人の前と子供だけの時の声のトーンからして違うんです。

ある時、『今日はAと遊ぶから、バク子(私の娘)とは遊べないの』とわざわざ言いに来ました。心の中で、願ったりかなったり!とつぶやきましたが、娘はやっぱり遊びたいんですよね。

ブー子は『Aが来るまでは遊んであげる。』と頭をはたきたくなるようないじわるなセリフと共に娘と遊び始めました。

カバンかメモ帳を取り出して、何かを書きだしたブー子。

娘がのぞき込むと、それはそれは低い声で、『見ないでよ』と言い放ちます。

しばらくすると、遊ぶと宣言していたAが登場。

宣言通り、Aと遊ぶからと言い残して行ってしまいました。

しばらくして、Aと一緒に戻ってきたブー子。

娘の見ている前で、娘には見せなかったメモ帳をAに渡して、これ見よがしに『Aは見ていいよ。』と・・・

私はかなり頭にきていましたが、あまり子供の事に首を突っ込むのも良くないかと思い、黙ってみていました。

こんな仲間外れは日常茶飯事で、娘だけではなく日によって意地悪をする対象が変わります。

ブー子は娘の1歳上ですが、時には3歳も年下で幼稚園に入ったばかりの子を平気で鬼ごっこの鬼役にして、絶対に捕まえられないような不公平なルールを押し付けたりもします。

また、一緒にトイレに行ったり、探検と称して少し離れたところへいっても、一緒に行ったメンバー1人だけを置いて帰ってきたり、○○だけ嫌い、○○はこないで、○○は入れてあげない・・・などなど。

あげればきりがないほどのいじわるのオンパレードです。

スポンサーリンク

親としてのささやかな仕返し

私も黙っていたわけではありません。

娘はまだ幼く、意地悪を言われても対処できないでいたので、大人げないと思いつつ口を挟んだこともあります。

ジュースの蓋

娘がジュースを持っているといつも寄ってきて、『ブー子、炭酸大好きなんだぁ~!』と猫なで声。

娘に『一口ちょうだい?』と言われ、飲ませてあげる娘。

そのやり取りに慣れてくると、気が付くとブー子がジュースを抱えてまるで自分のもののようにしています。

意地悪をして仲間外れにするくせに、ジュースがある時だけは娘に猫なで声ですり寄ってくる姿にあまりにも腹がたったので、ジュースを勝手に飲んでいるのを見つけた瞬間に

『それは、バク子のでしょ!飲むなら、一言おばさんに言ってから飲みなさい!』とキツく言い、ブー子から取り上げたジュースのペットボトルの蓋を力いっぱい閉めて子供の力であかないようにしてやりました。

怒鳴りつけた

ある時はブー子、娘、友人B、友人Cの4人で遊んでいた際に、Cが怒って泣きながら帰ってきました。

すぐにトラブル発生だと察知した私は、ブー子、娘のいる方へ。

一緒に遊んでいたいつも穏やかで公正なBに『何があったの?』と聞くと、『ブー子がCを鬼にして、絶対に捕まえられないようなルールを押し付けた』というので、急いで娘のところへ。

娘が言い出したわけではなくても、不公平なルールを受け入れて一緒になってCが嫌な思いをすることをしてしまったことを注意しようと娘の方へ向かったところ、ブー子登場。

当時まだ年中だった娘が上手に言えないのをいいことに、ブー子の一言目が『あのね、バク子がね、Cに意地悪をしたの』と平気な顔をして言います。

これで、私の怒りのスイッチがブチっと入りました。

ブー子の親がいることも忘れて、

『娘だけが悪いのか!?違うだろ!自分だって一緒にやったんでしょ!?』

とかなりどすの聞いた声で怒鳴ってしまいました・・・

挨拶はしない

これは、大人として決して褒められたことではないのをわかっています。

だけど、あまりにも続く意地悪にはっきり言ってもう関わってほしくなかったんです。

娘はブー子から寄ってこない限り、自分から寄っていくことはありません。

だから、学校や外で偶然ブー子に会っても、こちらから挨拶をするのをやめました。

知らない子供と同じように、ブー子に声を掛けるのをやめたんです。

賢いブー子です。

私が避けているのに気付いたのか、私が娘といるときは娘に寄ってくることも、私に話しかけてくることも少なくなりました。

親の対応がない

このブー子、私がキツく怒ったときは、絵にかいたいい子のようにしゅんと反省した態度で謝ります。

その反省している姿は一瞬騙されてしまいそうになりますが、数回様子を見ていて大人の前でどのような態度をとればよいのか、という事をわかっている子だと分かりました。

怒られて子供らしく泣くこともなければ、反発することもありません。

私以外にももっと付き合いの長いママなどはキツくブー子に何度も注意したこともあるようですが、口を揃えて言うのが、”糠に釘”

怒ってもムダ、全く響いていないんです。

で、肝心のブー子の母はというと、ほかの親が介入していても、我関せず。

我が子は関係ないと思っているのか、わかっているのに対処しないのかはわかりません。

私が怒鳴ったのを聞いた時はさすがに、『もう、何したの~?ちゃんと謝りなさいよ~』と軽い口調で注意をしていましたが、『何があったのか、何をしたのか』は確認しません。

ただ、謝りなさい~と軽い口調で言うだけです。

このブー子の母はブー子の兄がお友達をジャングルジムの上から突き落とした時も、友達の耳に砂を入れた時も、大人の目撃者がいるにもかかわらず『本当にうちの子がやったの?』と言って抜かす強靭な神経の持ち主です。

だから、きっと自分の子に限っては・・・と思っているタイプだろうと思っています。

ブー子がかわいそう

ブー子の愚痴三昧になってしまいましたが、ブー子の親の態度を見ているとブー子がかわいそうにさえ思えてきました。

私は、子供が意地悪な子だったとしても親がしっかりと注意をしたり、促したりしているようであれば、それだけで距離を取って避けようとは思いません。

むしろ、色々な子と関わることは娘にとっては良い経験になるだろうと思うのですが、親が全く無関心で意地悪に対して指導をしてくれない場合、娘を守るためにも正直関わってほしくないと思っています。

ただの意地悪以外の問題が起こったとしても、親が話にならないような相手なら解決するのが難しいのではないかと思うと、なおさらです。

娘は意地悪をされては泣いていますが、まだそこまではっきりと”意地悪をする子”というものを理解しているわけではありません。

だけど、しっかりしている子で、あまりにもひどい意地悪をされた子のママは『仲良く遊べるなら遊べばいいけど、イヤな思いをするなら、ブー子とは遊ばなくていい』と言っているようです。

生まれ持ったものなのか、育った環境なのか、わかりませんが子供に意地悪はつきもので、珍しいことではありませんが、ここまで常に意地悪だと周りは大迷惑です。

本来であれば、一番近くにいる親が意地悪はダメだと根気よく指導して少しずつ改善されていくべきだと思うのですが、改善する機会を得られずに放置されてすでに8歳になってしまったブー子。

私のようにブー子を避けている家庭も多いと聞きます。

きっと、このまま意地悪ばかりとしていると周りの子供も賢くなり、子供の中でも孤立してしまう時が来るのではないかと思います。

その時に初めて頭を打って気づくことも多いのでしょう。良い方向へ改善されればよいですが、気づくのが遅ければ遅いほど曲がった方向へ進んでしまう可能性が大きいのではないかとブー子が心配でもあります。

とはいえ、他人の私がどうこうできることではないので、ブー子の親が早く気づいてくれることを祈るばかりです。

きっと、気づかないだろうなぁ・・・

スポンサーリンク

コメントを残す

*

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください