
体が一番丈夫なはずの長男がこのところ立て続けに体調を崩しています。
インフルエンザ、咽頭炎ときたので、もうしばらくはないだろう。と思っていたら、再びの発熱・・・
今度は顎(顎下腺のリンパ)の腫れが伴う発熱だったので、大学病院を紹介され診断はリンパ節炎でした。
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リンパ節炎とは?
リンパ節炎とは、ひとつもしくは複数のリンパ節が炎症を起こした状態のことを指します。
風邪やインフルエンザなどへの罹患が原因となったり、傷口などからの感染が原因となったりすることもあります。
リンパ節が炎症を起こすと、腫れや痛みといった症状が現れます。また、発熱や倦怠感といった症状がみられることもあり、リンパ節内に膿うみが蓄積することもあります。
~メディカルノート(https://medicalnote.jp/)より引用~
まぁ、要はリンパ節に細菌やウィルスが入り込んで炎症を起こしている状態の事です。
息子はリンパ節が腫れる前に、咽頭炎で熱を出しました。
アレルギー性鼻炎を持っていることが絡んでいるのかどうかはわかりませんが、喉からの熱を出すことが多いんです。
なんででしょうね、とにかく喉が弱いですね。
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我が子の症状
(木曜日)
長男が『顎が痛い』と言い出しました。
話を聞くと、妹と取っ組み合いをして遊んでいる時に顎に足があたった。というので、しばらく様子を見ることに。
(金曜日)
相変わらず痛い。と言いつつも普通に過ごしていましたが、夜になり痛みがひどく、本人は腫れているというものの、見た目にはわからず、取り合えず鎮痛剤を飲ませて様子を見ることに。
(土曜日)
朝起きると若干腫れているような・・・
痛みがひどくなっているようなのでかかりつけの歯医者へ行き、事情を説明して歯を診てもらうものの異常なし。
この時に先生に、おたふくの可能性をちらりと言われますが、熱もなく、耳下腺(耳の下)の腫れもないので、とりあえず、口腔外科で検査をしてもらう方が良い。という事で、口腔外科へ。
レントゲンで確認してもらうものの骨に異常はないので、打撲でしょう。という事で診察終了。
病院から帰った午後に38.5度の発熱。
インフルエンザは前々週に罹っていたので、恐らく別のものだろうと考え、とりあえず自宅で様子を見ることに。
どんどん顎の痛みがひどくなっているので、とりあえず痛むところを冷やして様子を見ることに。
夜には熱が下がったものの、顎の痛みは相当で首も動かせない様子。
(日曜日)
朝起きると土曜日よりもさらに腫れてきたので、やっぱり打撲ではないと確信。
しかし、おたふくの予防接種は2回接種済みなので、おたふくの可能性はあまり考えられません。
しかも、潜伏期間を逆算するとインフルエンザで外出禁止期間に感染したことになるので、おたふくの可能性はほぼないだろうなぁ、と思ってはいたものの、こればっかりはわかりません。
この日は一日熱もなく、ただただ顎が痛いという事でひたすら冷やして乗り切りました。
(月曜日)
小児科へ行くと、先生は診るなり『リンパにばい菌が入ったね~』と。
この時、3×4センチのサイズ。
とりあえず、抗生剤で様子を見るけど、熱が続いたり、これ以上大きくなるようであれば入院して点滴治療も視野に入れます。とのことで、帰宅。
相変わらず、ピリピリと顎は痛み、首も動かなければ、口も大きく開けられない、少し長い時間起きていると微熱が出るという状況でした。
(火曜日)
朝起きると、熱はないものの、顎の腫れが昨日より大きくなっていると訴えるので、小児科へ。
先生も触って大きくなっている。という事で、大学病院でエコーや血液検査を受けるように言われます。
この時、顎下のリンパは6cmまで育っていました。
大学病院で尿検査・血液検査・エコー検査をした結果、リンパ節炎で、炎症反応はあるものの白血球数も正常範囲なので薬が効き始めて治りかけの状態でしょう。との診断。
腫れが大きくなっているのは、ばい菌と闘っているから浸出液が溜まっている状態という事でした。
今ここなので、どのくらいで腫れや痛みが引いてくるかはわかりませんが、また追記したいと思います。
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まとめ
今回、長男は9歳という事で体力もあるので、入院や点滴とまではいきませんでしたが、もう少し小さいお子さんだったりすると入院して点滴治療をしたりするようです。
かかりつけの小児科は私が子供のころからお世話になっている先生です。
いつもは穏やかでのんびりしている小児科の先生が、今回はリンパ節の腫れのサイズを入念に測り、少し悩みながら薬の説明をし、気になることがあれば翌日でもすぐに来るように。と言われました。
この先生がこういう風に言う時は大抵大きい病院へ紹介するか迷っている時なので、普通の風邪などとは違って気を付けて経過観察をしないといけない症状なんだろうと理解しました。
私は経験したことがないので、痛みなどはわかりませんが、相当な痛みがあるようです。
また、おたふくと診断がつきにくい症状なので、おたふくと診断されることもあるようです。
『おたふくに2回なった。』って人がたまにいるのも2回のうち1回はリンパの腫れをおたふくと診断されているそうです。
長男は顎下のリンパでしたが、耳下のリンパが腫れることもあるようなのでおたふくと区別するのはさらに難しいのではないでしょうか。
初めに顎が痛いと言った時に、リンパの腫れに早めに気づいて口腔外科ではなく内科へ行けばここまで長引くことはなかったんだろうと思います。
ということで、顎や耳下が痛い場合、リンパ節炎の可能性もあるという事でまた一つ教訓になりました。
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