喧嘩両成敗?子供同士のトラブルでの考えさせられた事

先日、息子が学校でトラブルを起こしました。

先生とも話をし、息子にも話をし解決に至りましたが、親として反省するべき点や考えさせられることがありました。

スポンサーリンク

トラブルの内容

トラブルの相手同じクラスのA君。

息子は体も大きいし、気も強いので、小さいことはあまり気にしないタイプです。

例えば、入学早々同じ1年生に突然すれ違いざまに叩かれたことがありました。

入学早々そんな話をするので、私が心配して先生に報告したのか聞くと息子は

『本人に”やめろ”と言ったから先生には言ってない。』という感じです。

少々の事じゃ動じないタイプなので、これまで不注意以外で息子が周りとトラブルになったことはありませんでした。

ですが、今回は息子が加害者です。

内容を聞くと、A君を息子と友人2人の3人でサッカーをしているときに転ばせよう。と画策したことでした。

結局、未遂で終わったものの先生の耳に入り、私に報告がありました。

先生の話によるとA君とは以前から、遊びに入れてあげない、悪口を言った言わない、などの小さいトラブルがちょこちょことあったものの、その都度解決はしてきていたようです。

だけど、今回はエスカレートするといじめに発展するような事だったので報告をしましたとのこと。

スポンサーリンク

親としての対応

今回のトラブルの話はもちろん、先方にも先生から話が伝わっています。

1対1で口論だけであれば喧嘩で親の出る幕ではないと思うのですが、今回は3人で1人をターゲットにしているので、未遂とはいえ相手の保護者にきちんと謝罪をするつもりでしたが、先方が『子供同士の事なので、謝罪は不要です』という事で、直接の謝罪はしませんでした。

今回の件は、息子もかなり先生から叱られて、息子もきちんと謝罪をしたとのことですが、やはり親としてもしっかりと今回の件を息子に言い聞かせなければなりません。

特大の雷を落としてしまいそうでしたが、息子の話を聞いていると同情するべき事実が見えてきました。

原因

息子にどんな理由であれ、複数人で1人に対して意地悪をすることは卑怯だし、絶対にしてはいけないと言い聞かせ、息子もかなり反省しているようでしたが、私が先方へ謝罪の話をすると息子は

『それなら、Aのお母さんも謝らないといけないだろ!』と言い出しました。

話を聞くと、今回の行動を起こした直接の原因は、Aが別のお友達に

『○○(息子)とは遊ばないでおこう』とわざと息子に聞こえるように言ったそうです。

言われた相手は、賢い子で『僕はみんなと遊びたいから』と言ったそうです。

すると、Aは息子のところへ来て『遊びに入れて』と言ったそうです。腹が立っていた息子は『俺と遊びたくないだろ!だから、入れてあげない!』と言ったそうです。

それをAは先生に『遊びに入れてくれない』と報告し、息子がAの発言を報告するもAは『そんなこと言ってない』というすったもんだがあったようです。

これが直接の引き金だったようですが、それ以外にも普段から

  • サッカー中に(息子を含め)友達を、思い通りにならないと押したり叩いたりしてくる
  • 遊びのルールを守らない
  • 息子が遊んでいると、息子たちに見えるようにわざと中指を立てたり、嫌がらせをしてくる
  • 友人数人が先生に報告しても、Aはいろいろと言い訳をして絶対に謝らない

という小さなことが積み重なって爆発してしまったようです。

息子だけの一方的な言い分で誇張されている可能性があることを鑑みても同乗の余地はあるのではないかと感じました。

スポンサーリンク

反省点

息子には気持ちはわかるけど、やっぱり複数人で画策したことは絶対に許されることではない、二度としないように言い聞かせました。

そして、そんな話を仲の良いママ友に話していると、

『今回は、確かに卑怯な行動に出てしまったのは反省するべきだけど、これまでAがしてきたことはきちんと相手の親も把握するべき内容だと思う。

相手は被害者だと思っているかもしれないけど、実は加害者でもある。それを親として知らない、指導をしないでそのままなのは良くないと思うよ。』

とママ友に言われてハッとしました。

私は理由がどうであれ、卑怯な手段を使おうとした『息子が悪い!』と言いましたが、そこには原因があって、その原因で息子も傷ついていたのであれば息子だけが一方的に悪いとは言えないんじゃないかと思いなおしました。

逆の立場で息子がAのような行動をとっているようであれば、私は息子をきつく叱ったと思います。

そして、Aのような行動をとったうえで、今回息子がされたことをされても『あなたも悪い!』と間違えなく言っていたと思います。

それならば、やはり先生にも伝わっていないAの行動を伝えようかと思いましたが、すでに解決済みの事を掘り返すのもためらわれ、結局伝えずじまいになってしまいました。

まとめ

今回の件で学んだのは、子供同士のトラブルで加害者側になってしまった場合は、申し訳ない気持ちが優先して『我が子が全面的に悪い』と考えてしまいました。

きちんとなぜ、子供がそのような行動に出たのか原因を見極めて、相手側にも原因となった行動を理解してもらう必要があるのかな、と感じました。

もちろん、理由はどうであれいじめに発展するようなことは絶対に許されるべきではありません。

ですが、私が今回のA側の親であれば息子の原因となった行動を知らせてほしいと思うんですよね。

とはいえ、『我が子に限って!』と考えている親も多いとは聞くので相手によってことが大きくなりすぎる可能性もあるので、難しいところですが・・・

まさに『喧嘩両成敗』という精神を忘れてはいけないなぁ。と肝に銘じました。

スポンサーリンク

コメントを残す

*

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください