
23歳の頃に急性胃腸炎にかかったことがきっかけにひどい切れ痔になりました。
その後、妊娠・出産を経て、授乳をする度に切れ痔に苦しみました。
肛門は神経が集まっている場所なので、痛みも強く、痔になっている時の排便はほんっとうに苦痛ですよね。
そんな辛い痛みを少しでも和らげるために、実際に私がしていた方法をご紹介したいと思います。
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痛みを和らげる方法
何もしていない時もズキンズキンとする痛みもつらいですが、一番つらかったのは排便時の痛み。
ただでさえ痛いのに、そこを便が通るとなるともう激痛。
だからと言って排便を我慢すると悪循環になるので、毎日排便をしますが便意を感じるともう、恐怖です。
痛み止め
これは本当に痛みがひどい時には服用するようにもらいましたが、使ったのは1回だけです。
痛みが緩和された状態で排便をすると、力みすぎてさらに傷が広がりそうなので、私は使用しませんでした。
とにかく温める
昔ながらの容器のものではなく、レンジで温められる”ゆたぽん”がお勧め。
肛門を温めると痛みがかなり和らぎました
なぜ、”ゆたぽん”がお勧めかというと、中身がゼリー状なので肛門あたりに程よくフィットしてくれるんです。
便意を感じたら”ゆたぽん”をレンジにセットして、トイレへ行き、出てきたら”ゆたぽん”をあてて痛みを和らげていました。
外出時は持ち歩けないので、下着の上から肛門部分にホッカイロを張り付けていました。
ホッカイロも効果はありますが、やはりフィットする”ゆたぽん”のほうがよかったです。
座浴
上の温めると同じですが、面倒でなければ効果抜群です。
42℃くらいの熱めのお湯を肛門が浸かるくらいの高さに張って、おしりを温めます。
痔で肛門が痛いときは、ウォシュレットの弱の水圧でさえ飛び上がるくらいの痛みを感じることも多々ありますよね・・・
そんな状態で便の後をきれいに拭きとるのもかなり苦痛です。
座浴であれば、>患部を温めると同時に清潔に保てるので一石二鳥です。
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早く治す為に気を付けたこと
切れ痔になるたびに思うのは、とにかく早く治ってほしい・・・
排便のたびに繰り返される激しい痛みに、治ることがないんじゃないかと不安になりますが、排便方法と便の硬さに気を付ければ約1週間ほどでかなり痛みが和らいできました
気をつけたい排便方法
私が痔の時は残便感を感じることが多かったので、最初のころは残便感が無くなるまで力んでしまっていました。
残便感があると排便回数を減らしたい一心で、一回で終わらせようとしていました。
しかし、排便の際は”出したい時に出したい分だけが鉄則”と聞き、実践すると不思議と残便感は感覚だけで、便の回数が増えるということはありませんでした。
そして、排便方法を気をつけることで力んでいたころのように便器が真っ赤に染まることはなくなりました。
肛門の運動
『肛門の弛緩運動をすると血行が良くなり、治りが良くなる。』と聞き実践。
1回1分間、1秒間隔で肛門を開け閉めするのを1日数回行いました。
毎日コツコツ続けて、1週間ほどで痔がかなり軽快してきました。
この運動は予防にも効果があるようで今でも気がついたときはしています。
酸化マグネシウムを飲む
これは肛門科でもらった便を軟らかくする”マグミット”とか”マグラックス”という名前の薬です。
肛門科の先生に『癖になることはないので、授乳中は諦めて毎日薬を飲みなさい。じゃないと繰り返すよ!』とのことで、授乳中は飲み続けていました。
もし、便秘気味で痔を繰り返している人には効果があるんじゃないでしょうか。
この薬は肛門科だけじゃなく、内科でも処方してくれますし、薬局でも売っています。
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まとめ
私は切れ痔の経験しかないので切れ痔のことが中心ですが、痛みを緩和する方法なんかはいぼ痔の方でも使えると思うので、ぜひ試してみてください。
特に患部を温める方法で私はかなり痛みを和らげることができました。
私の中では
♪痔に~は湯~たんぽ~♪ です。
少しでも今痔で苦しんでいる方のお役に立てれば幸いです。
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