
何かと出会いの多い新生活。
我が家の娘も新1年生になり、新しい生活が始まりました。
新しいお友達もできてうれしい限りですが、中には初対面で意地悪をしてくる子供もいます。
ずっと意地悪な子は別の話ですが、初対面で意地悪をしてくるお友達の心理について考えてみました。
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初対面で意地悪をする子供の心理
残念ながら集団生活が始まると意地悪をする子供はいますよね。
ずーっと意地悪をする根っから意地の悪いの子もいますが、初めは意地悪だったけどその後仲良くなったという経験がある親御さんも多いのではないかと思います。
我が家の娘も新しいお友達に初日から帽子を隠されたり、叩かれたりと意地悪の洗礼を受けたようです。
よく知りもしないのに突然、意地悪を仕掛けてくる子は、3通りのタイプがいるように思います。
- 自分の存在を認めてほしい、お友達になりたい、という気持ちからの意地悪
本来は意地悪なちょっかいをかけるのではなく、友達になろう。と言えればいいのでしょうが、なかなか言えない。勇気を出して話しかければ良いけどまだできない。そんな気持ちから意地悪という行動に出て気を引こうとするタイプ - 相手より優位な立場に立ちたいという、マウンティング行動での意地悪
これは子供だけではなく、大人でもいますよね。相手より優位な立場にあるということでしか自分を肯定できない。見た目は自信たっぷりに見えたり、勝気に見えるけど、実際は自己肯定感の低さから相手の優位に立とうとするが故に意地悪な行動に出るタイプ - 根っからの意地悪
残念ながら根っからの意地悪な人や子供っているんですよね。このタイプは関わらずに避けて通るのが一番です。
3は論外ですが、1、2に関しては、すこしづつ仲良くなっていくと自然と意地悪な行動がなくなって、気付けば仲の良い友達になっている。と場合も少なくないように思います。
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子供への声かけ
子供が意地悪をされたと訴えかけてきたときに、まずは子供に『意地悪をされて嫌だったね。』と共感するようにしていますが、なぜ意地悪をしたのか相手の気持ちを想像してみるようにしています。(←本心は我が子が意地悪をされて腹が立ちますけどね!)
自分の意図しない言い方で相手を怒らしたのかな?などという思い当たる節がないというようであれば、『○○ちゃんはきっと新しいお友達を作るのが苦手なのかもしれないよ。だから、明日一緒に遊ぼうって誘ってみたら?それでも意地悪をしてくるようであれば、無理に一緒に遊ばなくてもいいけど、もしかしたら仲良くなれるかもしれないよ。』とアドバイスをしています。
長男も長女も入学当初に意地悪をされた経験があります。
しかし、上記のようにアドバイスすると翌日には『仲良く一緒に遊べた!』と嬉しそうに報告してくれました。
その後、意地悪をされたというトラブルは今のところありません。
意地悪な子だと決めつけてしまうのは簡単ですが、大人とは違い純粋な子供は嫌なことはすっかり忘れ、先入観なく仲良くなれます。
子供が意地悪をされたと泣いて帰ってくると心配になり、今すぐにでも行動に出たい気持ちになります。
もちろん、あまりにもひどい場合や、続くようであればすぐに学校へ相談するなど子供を守る行動が必要だと思いますが、少しの意地悪なら仲良くなる過程でのこと。と余裕を持って見守る必要もあるのではないかと思います。
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