
頑張って出産を終えてホッと一息ついたのも束の間、次は母乳やミルクが思ったように進まず頭を悩ませているママも多いのではないでしょうか。
特に、小さく産まれた赤ちゃんは体力がない為、哺乳力が弱くうまくおっぱいやミルクが飲めないことがあります。
我が家の長女も1992gで産まれたので、長女の授乳にはかなり苦労しつつも最終的には母乳で育てることができました。
そこで、哺乳力の弱い長女への授乳で私が工夫したことをまとめています。
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目次
うまく飲めない理由
赤ちゃんによってさまざまな違いはあるでしょうが、小さく産まれた長女への授乳を見ていて感じたうまく飲めない理由は主に2つです。
口のサイズ
ご存知の方も多いと思いますが、母乳を出そうと思うと乳輪ごと加えて哺乳をする必要があります。
乳首だけ吸ってても出てこないんですよね。
小さく産まれた赤ちゃんは当然ながら口のサイズも小さく、うまく乳輪まで咥えることができません。
弱い力で吸ってはみたものの出てこない。もう疲れた‥と眠ってしまいます。
母乳はすぐに出てこない
搾乳器で搾乳した事があるママなら実感していると思いますが、母乳は吸い始めてからしばらくしてからしか出てきません。
しばらくの間、哺乳動作をすると十分な量の母乳が出てきます。
例えるなら水鉄砲と同じで、水を入れてすぐは何度押しても出てこないけど、水が出始めると連続で出てくるようなのがイメージです。
母乳の質も飲み始めよりも後から出てくる母乳の方が脂肪分が多く、赤ちゃんの体重増加により良い母乳なんだそうです。
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授乳をする為にした工夫
哺乳力のない赤ちゃんは普通に授乳をしているだけでは必要な量を飲めないことも多々あります。
我が家の長女もほとんどと言っていいほど飲めなかったので、少しでも多く飲んでもらうためいろいろと工夫をしました。
哺乳瓶を利用する
産後すぐから2週間くらいまでは母乳を哺乳瓶に搾乳してから飲ませていました。
母乳を直接飲むには、しっかりと吸わないといけないので体力が必要なのに対して、哺乳瓶は少しの力で飲むことができます。
口が小さい赤ちゃんや哺乳力の弱い赤ちゃんでも比較的飲みやすいようになっているので、直接母乳をあげることにこだわらず哺乳瓶を使っていました。
とはいえ、うちの娘は哺乳瓶ですら吸う力がなくかなり苦労しましたが・・・
授乳前に母乳を出しておく
母乳は出てくるまでに時間がかかると書いたように、赤ちゃんが吸い始めてしばらくしなければ母乳が出てきません。
そこで、私は事前に搾乳をして、少しでも押せば出るくらいの状態にしてから、赤ちゃんに咥えさせるようにしていました。
口の中に流し込む
娘は哺乳瓶でも量が飲むことができず、入院中は一回の授乳で1メモリ(10ml)さえ飲むことがままなりませんでした。
せっかく痛い思いをして絞った母乳を泣く泣く捨てたりということも多々ありました。
そこで、哺乳瓶にしても直接母乳をあげるにしても赤ちゃんが口にくわえたら、おっぱいや哺乳瓶の乳首を押して口の中に母乳なりミルクを流し込んでいました。
強く押すとたくさん出すぎて危険ですし、赤ちゃんがびっくりしてむせてしまうので細心の注意を払ってそっとです。
そっと口の中にじわーっと広がるくらいのイメージで流し込んでいました。
とにかく回数で稼ぐ
体の小さい子は一回で飲める量も少ないです。
たくさんの量が飲めないのであれば、少量ずつを複数回に分けて飲ませるような感覚で頻回授乳をしていました。
特に母乳であれば飲ませすぎることによる不都合はないので、娘が起きている間はずっとと言って良いくらい頻回授乳をしていました。
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母乳にこだわりすぎない
完母を考えていたママは初めからミルクを利用するのは抵抗があるかもしれませんが、赤ちゃんが上手に飲めない以上母乳にこだわる必要はありません。
何より優先すべきは赤ちゃんがしっかりとお腹いっぱいに母乳なりミルクを飲ませてあげることです。
体力がついてくると哺乳力もついてくるので、完母にするのはある程度体力がついてからでも遅くありません。
私も母乳で育てたかった(母乳育児に拘ってるとかではなく、ただ単に夜中に起きてミルクを作ったり、哺乳瓶の手入れなど面倒だからです)ので、哺乳瓶で飲ませつつ、時々はおっぱいを咥えさせることと、毎日の搾乳は必ずしていました。
運良く娘は少しずつ体力がついてくると同時に直接母乳を飲めるようになってきましたが、やはり体力がついても直接上手に授乳できない子もいると思います。
個人的には無理に母乳にこだわる必要なんてないと思っています。
私の友人のいとこがものすごく母乳育児にこだわっていたそうで、赤ちゃんにとって十分な母乳が出ていないにもかかわらず、ミルクをあげるのを拒否していたそうです。
すると赤ちゃんは見るからに痩せて成長も思わしくないために周りの家族が急いで病院に相談した。というエピソードを聞きました。
ここまでの状況になる人は珍しいかもしれませんが、特に哺乳力の弱い赤ちゃんは母乳だろうがミルクだろうがとりあえず量を飲むことを最優先に考えるべきだと思います。
以上、私が哺乳力のない娘にしてきた授乳の工夫をまとめてみました。
小さく産まれてきた赤ちゃんは見るからに小さくて細くて見ているだけでも心配になりますよね。
おまけにミルクや母乳を飲んでくれないとなると輪をかけて心配が募るばかりですが、あまり思い詰めすぎずにゆったりと見守ってあげてくださいね。
あまりにも眠り続けて飲んでくれない、極端に飲みが悪い。というようであれば早めに産院へ相談する事も大事ですよ。
ゆったり構えつつも、冷静に状況を判断するのも忘れずに。
産後すぐはとにかく大変な時期ですが、日を追うごとに少しずつ寝てくれるようになり、本当に少しずつですが楽になっていくと思うので、無理をしすぎず頑張ってくださいね!
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リクエストに応えてくださりありがとうございます!
赤ちゃんは生まれてきたら当たり前におっぱいを吸ってくれると思っていた私は今の状況が不安で、少し思いつめてしまっていましたが、同じ悩みを持った方の経験を教えて頂けて救われたし、これからに活かしていこうと思います。今週退院予定なので、24時間少量頻回授乳が始まります…体力つけて頑張ります!
本当にありがとうございました♡
ブログこれからも楽しみに読ませて頂きます^ ^
お返事が遅くなりましてすいません 汗
今週退院とのことでおめでとうございます!病院にいるときとは異なり、医師や看護師と離れて自宅に帰ると不安に感じることもあるかもしれませんが、少しずつ赤ちゃんも体力がついてくるでしょうし、頑張ってくださいね!
私も入院中等いろんな方のブログで励まされました。ですが、初期・中期で胎児発育不全と診断された方の例が非常に少なかったので、自分が落ち着いたらブログで発信しよう!と思ったのがブログを始めたきっかけなんです。
こうして、胎児発育不全で無事にご出産されたクマコさんのコメントで勇気づけられる人がたくさんいるのではないかと思います。
こちらこそ、励みになるコメントいただき感謝感謝です(^^)