我が家にやってきた放置子への対策

”放置子(ほうちご)”

書いて字のごとく、”親に放置されている子”の事を指します。

ひどい場合はネグレクト(育児放棄)まで発展している子もいますが、放置子と言われている子はネグレクトまではいかないものの、親の目が行き届いていない子を指し、我が家に近づいてきた子もネグレクトまではいかないものの、ネットで言われている通り放置子特有の行動をとる子でした。

我が家に寄って来た放置子の特徴とエピソード、距離を取る為に行った対策をまとめてみました。

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放置子の特徴

色々とネット上にも特徴が書かれていますが、我が家に来た放置子の特徴は以下

  • 特徴1:大人に愛想がすごく良い
  • 特徴2:大人の言う事を聞かない
  • 特徴3:次の約束をしたがる
  • 特徴4:自己中心的
  • 特徴5:飲み物や食べ物をせがむ
  • 特徴6:自分の家の事や自分の事を話さない

ネット上で言われているような身だしなみが汚いなどと言ったことはなく、一見見た目は普通の子でした。

エピソード1:イライラさせる行動

この放置子のA君が我が家にやってきたのは息子が1年生の秋頃でした。

保育園が一緒で顔と名前は知っていて、Aの母親も見たことがあります。

Aの母親は派手さは全くなく、どこにでもいるおばちゃん。といった印象だったので、私が想像する放置子の母親(すっごい偏見ですが、派手で遊び歩いているようなイメージ)とは全く違う印象でした。

1歳年上のA君が我が家の近くをうろうろしているときに、たまたま外に干してあった上靴の名前を見て息子の家だと分かり、遊びにやってきました。

この時、インターホンを鳴らさず突然玄関のドアを開けて『こんにちは~』とまるで田舎のご近所さんのような登場の仕方に違和感を覚え、さらには私の顔を見ると『こんにちは~!』と笑顔ですっごく礼儀正しい子供らしからぬ挨拶に、危険な臭いを感じました。

ちょうど暇をしていた息子は一緒に遊びに行くと出かけていきました。

息子が出かけて数分。

また、玄関のドアが開く音が。

出るとA君が1人で息子の自転車に乗ってやってきました。

A『○○君(息子)にDSを持ってきてって頼まれたから取りに来た』と。

私が部屋に戻り『どこに置いたかなぁ~』と独り言で呟くとすかさず、

A『僕も一緒に探すー!』と靴を脱ぎだす音が・・・

すかさず、『家に入らないで!』と叫ぶ私。

この時点で、(絶対こいつ放置子だわ)と私の中で確信。

DSを片手に玄関に行くと、

A『僕が持っていく』とDSをとろうとします。

さすがに、初対面の子供に数万もするDSを渡すわけにもいかないので、私が届けることに。

息子に『どうして、自分で取りに来ないの?』と聞くと、『A君が自分のDSを取りに帰るから、自転車を貸してあげた』という息子。

それを聞いても知らん顔を抜かすA!!

その後、息子の自転車を勝手に公園外へ乗っていくので、『公園内で乗るのはいいけど、事故すると危ないから公園外へは乗って出ないで!』と言っても、無視して息子の自転車に乗って公園外へ出ようとするA。

『だ~か~ら!勝手に公園外へ乗って行くなって言ってやろ!』ときつく言って初めて自転車から降りる始末。

その後、家の前に場所を移して遊んでいるので、花の水やりをするふりをしながら聞き耳を立てていると、

A『妖怪ウォッチのメダルをあげる』

息子『いいの!?』

A『その代わり、妖怪ウォッチ(おもちゃの本体)をちょうだい』

『いや、ムリやろ!』

と、息子より素早く口を出してしまいましたよ。

せいぜい数百円のメダルと4,000円を超えるおもちゃ。(どんな交換条件やねん!)と心の中で怒鳴りました。

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エピソード2:家に帰りたがらない

その後、ちょこちょこと家に遊びにやってくるA。

家の前で遊んでいると、『のどが渇いた』『ジュースが欲しい』『お腹が空いた』と事あるごとに要求してきます。

ちなみに、秋ごろとはいえ、まだまだ暑くみんな水筒片手に遊んでいるのにAだけは手ぶら。

初めは家に帰るのが面倒なんだろうというのと、熱中症なども気になるので水やお茶、お菓子などを息子が食べたり、飲んだりするついでに渡していましたが、水のペットボトルを渡してあげても『ジュースが良い』とか平気で言いますからね。

公園で遊んでいる時も公園から歩いてすぐの自分の家には絶対に帰ろうとしません。

公園で遊んでいても、のどが渇いたと少し遠い我が家まで歩いてくるようになりました。

ある日曜日、朝から公園で遊んでいた息子についてお昼に我が家までついて帰ってきたA。

A『昼からも遊べる?』

息子『わからない。遊べるなら、また公園行くから』

A『僕、お昼食べなくてもいいからここで待ってる』←これぞ、放置子の代表的な言動!!

私『家に帰ってご飯食べておいで』

A『ううん、おなか空かないから待ってる』

『一回家に帰りなさい!』

と言い聞かせてとりあえずは我が家から帰らせました。

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距離をとる対策

きっとAと息子がすごく気が合って楽しく遊べるのなら、もう少し目をつむっていたと思うのですが、Aはみんなで鬼ごっこをしていても、サッカーをしていても少しすると飽きたといってすぐにゲームをしたがる(しかも、自分のゲームはないので、他人のゲーム)ようで、息子以外のお友達からも一緒に遊んでいて楽しくない。と思われていたようです。

初めて家に来て以来、夜7時頃に我が家の家の前に立っていたり、相変わらずジュースが欲しい、お菓子が欲しいなどの要求も続くので、対策をとってみることに。

放置子の撃退に効果があるとネットの情報で『自分の事を聞かれたくないから、質問攻めにするとよい』と読んだので、実践してみることに。

A『のどが渇いた』『おなかが空いた』

私『お母さんに水筒とおやつもらっておいで』

A『無理。のどが渇きすぎてもう歩けない』

私『じぁ、家教えて。一緒に連れて行ってあげる。それか、電話番号教えて。お母さんに迎えに来てもらう』

A『(無言)・・・』

 

A『トイレを貸して』

私『(トイレに)家まで帰っておいで!』

A『トイレが間に合わない』

私『じぁ、急いで帰らないと!!』

A『(無言)・・・』

と、たとえ我が家の前であったとしても我が家の物は一切与えず、使わせないようにして、家まで行くことや親と連絡を取るつもりがあることを意思表示しました。

すると次第に、『のどが渇いた』『おなかが空いた』『トイレに行きたい』とこちらに要求してくることがなくなってきました。

きっと、ここの家では言っても無駄だと分かってくれたようです。

学校へ報告

学校外でのことなので、学校へ報告するつもりはなかったのですが、息子が学校のいじめ調査のアンケートに妖怪ウォッチのメダルをAに無理やり交換させられたことを書き、学校の先生と電話でやり取りをする機会があったので、Aの一連の行動も報告しておきました。

  • 夜7時ころに家の前にいたこと
  • この時期に外で長時間遊んでいるのに水分を持っていないこと
  • 家に帰りたがらないこと
  • 周りの話では夜遅くに100円ショップの前にいるという話も聞く

以上を先生に伝えると学校でもAの家庭は要注意と把握していたようで、先生がメダルを無理やり取ったことと併せて、親に話をしてくれるという事になりました。

無理やり取られたメダル事件以降、息子がAとは距離を取るようになったこともあり、我が家に現れることはなくなりました。

まとめ

正直なところ、こういった放置子が将来非行に走ってしまったりするんだろうなぁ・・・と思うし、大人の愛情を求めているんだろうことは容易に想像がつきます。

だからこそ、周囲の大人の私が無下に拒否するのは正直心苦しくもありましたが、やっぱり私にはAに必要なものを与えられるだけの心の広さはありません。

中途半端に情け心で対応をすると、きっと際限なく要求され続けるだろうし、親の代わりを求めてくるだろうと思います。

、とことん付き合ってあげられないのであれば、残酷な気もしますがダメなものはダメ!と毅然とした態度で意思表示するしか距離を取る方法はないと思います。

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