【シリーズ下痢②】意外と知らない下痢を引き起こす物質とは?

前回に引き続き『シリーズ下痢』の第二弾です。

第一弾はコチラ

前回は下痢のメカニズムについて調べましたが、調べていくとどうやら健康な人には問題がなくても、慢性的に下痢を抱えている人が摂取するとさらに下痢を引き起こす可能性のある物質があるんだそうです。

今回は、下痢を引き起こす原因物質についてまとめてみたいと思います。

 

乳糖


下痢を引き起こす有名なもので、”乳糖不耐症”というものをご存知でしょうか?

簡単に言うと、牛乳を飲むと必ずお腹がゴロゴロする。というアレです。

乳糖不耐症とは乳糖を消化する為に必要な”ラクターゼ”という酵素が不足している為に、小腸で分解されるはずの乳糖がそのまま大腸へと流れていってしまいます。

乳糖は浸透圧を高め、大腸壁から水分が出て下痢を引き起こしてしまうんだそう。

さらに、乳糖を利用できる微生物が乳酸やガスを発生させることにより、腸が刺激され、蠕動運動を活発化させてしまいます。

便秘の人は蠕動運動が弱いので、蠕動運動が活発化されて万々歳なんでしょうが、下痢の私達にとっては暴れまわっている腸をさらに活発にさせる、まさに火に油を注ぐ状態になってしまう訳なんですね。

活発化された蠕動運動や発生したガスにより腹痛や膨満感といった不快な症状が現れてしまいます。

驚くことに実は、日本人の多くは『乳糖不耐症』だと言われています。その割合は20~30%というデータや多いものでは80%以上ともいわれているようで、アジアの人に多い症状だそうです。

逆にヨーロッパ方面ではあまり見られない症状なんだとか・・・ おもしろいですね~

もちろん、症状の程度の違いには個人差があり、軽い人では少量の牛乳は大丈夫、牛乳はダメだけど、ヨーグルトなら大丈夫という人もいます。

というのも、ヨーグルトは含まれる乳糖の20~30%はすでに分解されており、さらにヨーグルトに含まれる乳酸菌が乳糖を分解するラクターゼを分泌する為に乳糖が分解される為に症状が出ない人がいるんだそうです。

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難消化性デキストリン

乳酸菌サプリメントに多く含まれている成分のひとつに”難消化性デキストリン”というものがあります。

”デキストリン”も”難消化性デキストリン”もとうもろこしやジャガイモのでんぷんから作られた食物繊維。

その中でも、消化されにくいデキストリンが読んで字のごとく”難消化性デキストリン”なんですって。

この”難消化性デキストリン”は消化されない為に、小腸を通り抜けて大腸へ運ばれます。

大腸に届いた”難消化性デキストリン”は大腸内で水分を吸収して、便の量を増やします。

そう、便秘の人にとっては便の量を増やすことにより、腸の蠕動運動が活発にして、便秘を改善しよう!というものなのですが、乳糖同様、そもそも腸の動きが活発な下痢の人にとってはこれ以上の蠕動運動はさらなる下痢を引き起こす可能性があるんだそう。

さらに、小腸で分解されなかった難消化性デキストリンを細菌がエサにすることによりガスが発生し、腹痛や膨満感を引き起こす原因になってしまいます。

そう、乳糖不耐症で説明した内容と同じ事が起こる可能性があるんですね。

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オリゴ糖

オリゴ糖とは複数の糖類がつながったもので、種類により牛乳(乳糖)や大豆、とうもろこしなど様々なものから作られています。

オリゴ糖も多くは小腸では消化されにくく、大腸まで運ばれます。

ビフィズス菌を増やす効果があり、腸内環境の改善に効果が期待できるのですが、乳糖不耐症や難消化性デキストリンで説明したのと同じように、大腸内で細菌が発生するガスで蠕動運動が活発化され、下痢が引き起こされる可能性があります。

 

まとめ

上記以外にも腸内環境に良いと言われているものでも、もともと蠕動運動が活発に動きすぎている下痢型の人にとってはさらなる下痢を引き起こす場合があると言うことが分かりました。

健康な人が摂取しても全く問題がない、むしろ腸内環境の改善に効果があると言われている成分でも、下痢型の人には合わないものがあります。

もちろん、人によって引き起こしている成分が違うので、何が自分にあっていて、何が自分に合わないか。

それを調べる低FODMAP食という食事療法があるそうです。

次回は低FODMAP食についてまとめてみたいと思います。



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