『夢をかなえるゾウ』は子供にも読ませたいおすすめの本

ご存知の方からしたらいまさら感が強いでしょうが、初めて『夢をかなえるゾウ』を読みました。

以前から知っていたけど、読んでなかったのですが読んでみると人生を経験したからこそ深く共感できると同時に、もっと若いころに出会いたかった本でした。

あらすじ

主人公は、『どこかでこのままじゃいけない、もっと自分にしかできない大きな仕事がしたい、成功したい、変わりたい!』と願ってはいるものの、長続きせずこれといった行動も起こせないまま相変わらず普通の生活を送る会社員。

そんな彼のもとに、ゾウの鼻にでっぷりとしたおなか、コテコテの関西弁でたばこをふかしながら話す”ガネーシャ”という胡散臭い神様がやってきます。

ガネーシャはアインシュタインはじめ、ビルゲイツ、松下幸之助などなど名だたる成功者に指南したのも自分だという神様。

このガネーシャが出す課題をこなせば変わるチャンスはあるというものの、課題は『靴を磨く、トイレを掃除する、腹八分に抑える・・・』などなどどれも小さなことばかり。

しかし、このガネーシャと生活をしていくうちに、だんだんとこの小さな課題が実は人生を変える為に必要なことだと理解していく・・・

というお話です。

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おすすめポイントに

この本の最大の魅力は、ありとあらゆる自己啓発本に書かれていることを、コテコテの関西弁を話すガネーシャのキャラクターで話すことによってとっつきやすく、より身近なものにかみ砕いてくれているところ。

ガネーシャが出す課題の意味も名だたる偉大な著名人のエピソードを交えて理解しやすく説いてくれています。

そして、主人公とふてぶてしいけどどこかかわいいガネーシャとの掛け合いは物語としても楽しめる。途中、ガネーシャの友達として独特の雰囲気を醸し出す釈迦なんかも出てきてます。

笑って、感心して、感動して・・・自己啓発本に終わらず物語として深い一冊です。

感想

読んでみた感想はとにかく面白い!

人間は変わりたい!と願ってもなかなか変われない。

それはなぜなのか?

そして、成功している人は何が特別なのか?

漠然と抱いていたけど、自分には無理。成功している人は特別な人だ。と思っていたことは間違いなんだと、深く納得する説明がされています。

読みながら思ったのは、もっと若いころに出会いたかった。という思い。

ガネーシャが話の中で『必ず認められる才能がある』という話を説いています。

今の仕事で認められてないなら、どれだけ頑張っても『才能が認められることはない』という話があります。

長年同じ仕事をしていたら、やっぱり時々現れるんですよね、経験も浅いのに飛びぬけた成績を残す人が。

それはきっとガネーシャが言う才能のある仕事に出会えたという事なんだろうなぁ。と腑に落ちました。

ガネーシャは『もちろん今の仕事を頑張ることは大事だけど、大きく成功したいなら難しいけども自分の才能を探し続けなければならない。数多ある仕事に、才能を評価する人も無数にいる。だから、自分の才能がある仕事は必ずある』と。

もしこれを若いころに読んでいたなら、もっと違う事にも挑戦したのかなぁ。と思ったりもします。

物語も読みやすく、わかりやすいので子供が中学・高校くらいになればその年齢なりに感じることはあるのではないかと思うので、読ませてあげたい本です。

そして、自分も年齢を重ねるとまた感じることが違うと思うので、何度も読み返したいと思える本です。

今は子供がいて、私一人の人生ではないので思い切った挑戦はできませんが、ガネーシャのいう課題をこなしていけば少しずつだけど私の人生も変えることができるんじゃないか。

そんな気がしました。

Amazonプライム会員なら無料で読める

私は海外ドラマが見たいがためにAmazonプライム会員でしたが、kindleで無料で読める面白い本が結構あるんですよね。

この『夢をかなえるゾウ』を読んだきっかけもAmazonプライム会員なら無料で読めるからでした。

読んでいるのはスマホのkindleのアプリですが、特にこういった何度も読み返したい本はkindleで読んでいると、すごく便利!

『あぁ、ここ読み返したいな』と思う分があれば、指でなぞるだけでマーカーでピックアップすることも可能だし、単語で検索することも可能!

そして、この本はガネーシャからの課題が最後の方にまとめられているのですが、その課題ごとにリンクが貼られているので読み返したい段落に一気に飛ぶこともできます。

購入する場合でも、読み返したい本はkindle版で購入しておくのがすごく便利ですよ。

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