
完全母乳の3人の子供を2日間で断乳した方法をご紹介したいと思います。
とはいえ、子供それぞれ性格も生活環境も違うので、みんなが我が家のように2日間で完了するとは限りませんが、参考になれば幸いです。
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事前準備
子供の離乳食の進み具合や体調、生活からみてそろそろ断乳しても大丈夫!と思えたので、まずは断乳をする日付を決めました。
断乳決行日を決める
我が家は保育園の入園が決まっていたので、断乳後精神的にも落ち着く期間を考えて、入園の2ヶ月前に断乳しました。
子供と母親である私の体調が良く、断乳直後に旅行や遠出のお出かけの予定がない日を断乳の決行日にしました。
断乳中はとにかく抱っこばかりになる可能性があるので、旦那さんやおばあちゃんなど手伝いを頼めるなら心強いですね。
我が家は旦那が夜は仕事で不在だったので、1人目の時だけ実家に帰ったタイミングで断乳しました。
1人目で何となく予想ができたので、2、3人目は一人で断乳しました。
断乳1週間前からカウントダウン
断乳する日付を決めたら、1週間前くらいから『あと〇日でおっぱいバイバイね』と昼間の授乳のたびに伝えていました。
我が家は1歳前半で断乳をしたので、まだ会話はできませんが少しでも伝わればいいかな、くらいの気持ちで毎日カウントダウンをしていました。
言い聞かせが効果があったのかどうかはわかりませんが、当日こそ欲しがって泣いたものの、翌日からは欲しがることがありませんでした。
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断乳当日はひたすら遊ばせる
断乳当日は朝出かける前に最後の授乳をして『これでおっぱいはバイバイ、もうないよ』と伝えました。
最後の授乳をした後は、とにかくおっぱいに子供の意識が行かないようにいとこや友人など子供が一緒に遊べる相手を連れて、ただひたすら1日中公園で遊ばせました。
母一人だと遊びに疲れたときなどにおっぱいに意識がいってしまうので、いとこや仲の良い友人などと一緒に遊ばせるのがおすすめです。
我が家は寝かしつけに授乳をしていたので、日中はおっぱいがなくてもなんとか過ごせますが、問題は夜の寝かしつけです。
いつものように絵本を読んだり、歌を歌って寝る体制に持っていきますが、当然ながらおっぱいを欲しがります。
ここからはひたすら忍耐あるのみで、泣こうが怒ろうがひたすら背中をトントンして寝かしつけました。
日中、昼寝なしで遊ばせたので、泣きながらも疲れからか30分程度で眠ってしまいました。
もっと長く続くようなら最終手段におんぶを考えていましたが、3人ともおんぶの出番はありませんでした。
夜中に1度だけ起きて、おっぱいを欲しがりましたが、また背中をトントンしながら歌を歌ってあげると、10分ほどで眠りにつきました。
断乳後はおっぱいを見せない
断乳中はもちろんですが、お風呂に入る時におっぱいが目に入るとせっかくおっぱいを忘れかけていたのに思い出してしまってはこれまでの努力が水の泡なので、別の人に入れてもらうのがベストです。
ちなみに、我が家は旦那がお風呂の時間は仕事で不在だったため、断乳開始後3日間ほどはブラジャーを付けたままお風呂に入っていました
子供もブラジャーを付けたままシャワーをしていると不思議がってブラジャーの中をのぞいてきた時の為に、おっぱいにへのへのもへじも書いていましたね。
2番目はへのへのもへじの書かれたおっぱいを見て怖がっていました。
おっぱいのケア
断乳中はとにかくおっぱいが張って苦しくなりましたが、極力絞らないようにしていました。
絞れば絞った分だけ、また新たに作られるので、パンパンに張って痛いときに少しだけ搾乳していました。
本来は、母乳外来などでしっかりとたまった母乳を搾乳してもらうのが良いのでしょうが、私はわざわざ行くのも面倒だったので痛みがない程度まで絞ること以外はしていませんでした。
2日間ほど授乳をしなければだんだんとおっぱいのハリもなくなり、かなり楽になってきました。
断乳中はお風呂で温めてしまうと血行が良くなっておっぱいが張るので張りを感じている時はシャワーのみで過ごしました。
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断乳後の感想
断乳をする前や断乳中は毎回『こんなかわいそうなことをする必要はないんじゃないか』とすごくひどいことをしている気になりますが、我が家の子は初日こそ欲しがって泣いたものの翌日からは全く欲しがりませんでした。
その様子を見ていると、子供の中ではちゃんと準備ができていてちゃんと精神的にも成長していたんだなぁ、と感じます。
これまで寝かしつけに授乳をしていた子は特にうまく寝付けず、泣き続ける子もいると思います。
だからといって、断乳を中止して授乳をしてしまうと子供は泣けばまたおっぱいをもらえると覚えてしまい、次の断乳がさらに大変になってしまいます。
だから、断乳を決めたらどれだけ欲しいと泣き叫ばれても、断乳を開始したら何が何でも授乳はしない!という気持ちで臨まないと子供がかわいそうです。
泣き叫ばれたり、グズグズ泣かれたりして親側も気持ちが折れそうになりますが、ただただ、根気よく耐えるしかありません。
断乳が完了してしまうと寂しくもありますが、自分が思っていた以上に子供の成長を感じることができると思います。
我が家は卒乳ではなく、断乳を選びましたが、初めの親離れの手助けとして断乳をしてよかったと感じています。
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