
久しぶりに旅行会社ネタです。
旅行会社といえば、旅行という楽しい商品を扱っているせいか華々しい世界だと思っている方もいるようですが、実際は接客業なので、たくさんのクレームへの対応も求められます。
CAの態度が悪かった、部屋が汚い、隣の部屋の人がうるさかったなど『それ、私たちに言われても・・・』と思わず口をついて出てしまいそうなクレームも寄せられます。
まぁ、クレームの原因が理解できるものであればこちらもお客様の気持ちを汲んで対応できるのですが、中には『それはないだろ!』と言いたくなるクレームもあります。
そんな『えーーーーっっ!』と驚く理不尽なクレームをまとめてみました!
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『テロの予測ぐらいしなさいよ!』
インドネシアのバリ島でテロがあったときの事。
9.11の翌年という事もあり、多くの方がテロに対してかなり敏感になっていた時期です。
それは、ヨーロッパへの旅行を予約していたお客さんのお母さんから電話でした。
お母さん『テロがあったのに、息子は場所が違うからと旅行に行くと言ってきかない!』
確かに、成人しているとはいえテロが起こっているさなか旅行へ行くというと心配な気持ちは重々わかります。
ましてや、9.11の旅客機を使用したテロの後だったこともあり、飛行機を利用することに不安を覚えるのは理解できます。
このお母さんは私たちに『旅行をやめてくれない息子を止めてくれ』『勝手にキャンセルしてくれ』など無理難題をぶつけてきた挙句に、どうにも対処できないと分かるや否や、最後に言い放ちました。
『あなたたちはプロなんだから、テロの予測ぐらいしなさいよ!(ガチャッ!!!)』
私にテロの予測ができるんだったらこんなところあんたの相手なんてしてませんよ。
『現地ガイドの態度が悪い!』
これは40代女性からのクレーム。
女性『現地ガイドの○○さんって方のせいで旅行が台無しよ!』
女性『せっかく晩御飯を誘ってあげたのに断られた!!』
話を聞くとどうやら、現地ツアーの際に親切にされて恋心を抱いてしまったよう・・・
優しくされて向こうも自分に好意を持ってくれていると思って夕食に誘ったのに、ガイド側は全くそんな気がなく断られた。という切ないクレーム。
実はこの手のクレームは多くはありませんが、ちょこちょこと聞きます。
自分だけ特別扱いされていると思ったら、みんなに同じ態度だった!とか。
厄介なのは、相手にされなかったことへの復讐のように、ガイド側に落ち度がないのにあることないことでっち上げてクレームに仕立てたり、『ガイドに無理に誘われた。教育がなっていない!』とクレームしてきたけど、よくよく現地とお客さんの話をすり合わせていくと、相手にされなかったことへの腹いせだった、なんてパターンもありました。
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『入国拒否された!』
こちらは家族でハワイ旅行へ行ったお父さん。
お父さんといっても30代半ばの若いお父さんです。
家族でハワイへ出かけたものの、お父さんだけ入国拒否をされトンボ帰りでハワイから帰ってきました。
その入国拒否をされた原因がなんと、薬物がらみで逮捕歴があったからなんです。
だけど、ハワイへは毎年行っているとのこと。
今はなくなりましたが当時は入国カードというものがあり、入国審査の時に記入する質問票に犯罪に関しての質問があるのですが、いつもは嘘をついて犯罪歴がないと偽っていたんだそう。
それなのに今回はなぜか素直に犯罪歴に関する質問に記入したところ、入国拒否され、そのまま飛行機に乗せられたそうです。
で、この若い前科者のパパの言い分は、『なんで本当のことを書くと入国できなくなることを教えてくれなかったんだ!言わなかったお前らが悪い!飛行機代を返金しろ!』だそう。
問題はそこじゃねーよ、バカタレ。
『ビザといえばVISAカードでしょ!』
これは業界では有名な話。
私が直接出会った訳ではありませんが、入社してすぐに伝えることの大切さの例として聞かされました。
スタッフ『有効なビザ(査証)はお持ちですか?』
客『はい。持っています。』
当日、有効なビザ(査証)を持っていないという事で、搭乗拒否にあいました。
スタッフ『有効なビザ(査証)をお持ちとおっしゃっていませんでしたか?』
客『はい、持ってますよ。ビザ(カード)』
スタッフ『・・・・・』
というお話です。
そりゃ、一般的にビザといえば天下のVISAカードですよね・・・
私たちの当たり前がお客様の当たり前じゃないですよ。という教訓のようなお話です。
接客業をしていると理不尽なクレームにも頭を下げなければならない場面も多く、イライラもしますよね(~ ~)
私は心を無にしてとにかく早く嵐が去るように願っていました・・・
当時は嫌で嫌で仕方ありませんでしたが、今となってはいい経験だと思えます。
以上、旅行会社で出会ったクレームでした。
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