やっぱり私の分娩は人とは違った。3人分の分娩レポート。

2年前に3人目を出産しました。

3人目で確信した、どうやら普通の人と分娩の進み方が違うようです。

そんな私の分娩の記録を3人分まとめてみました。

これから出産を控えている方に『こんな出産もあるんだ~』と少しでも参考になれば幸いです。

スポンサーリンク

立ち会い出産

私は立ち会い不要派です。

立ち会いを嫌な理由として『旦那さんに見られたくない』『今後の夫婦生活に影響が・・・』などと言われることが多いですが、私が立ち会いを拒む理由はただひとつ。

『役に立たない』から。

旦那は普段から気が効いてこまめに動くタイプではないし、外国人なんですが昭和の亭主関白のような人です。

お国柄出産は女性のものという認識が強いので、我が家では”出産に立ち会う”という事が話題にすらあがりません。

しかし、産科では”バースプラン”なる面談があったりして、しきりに旦那の立ち会いを勧められました。

助産師『立ち会った方が旦那さんもパパの自覚が芽生えますよ~』

助産師『旦那さんが一緒だと心強いですよ。』などいろんな言葉で勧められても検討の余地すら見せない私に、

『あ、わかった!見られたくないんだぁ~!』と気付いたように、

助産師『大丈夫!お下の方は見えないように、頭の方から見てもらうから!』と意気揚々と勧めてくる助産師。

『そんなこと、どうでもいいわ!』と心の中で悪態をつきながら、『検討してみます(^.^)』と笑顔で答えました。

次の面談で立ち会いは不要と伝えると最後のひと押し『当日に気が変わって、立ち会ってもらっても大丈夫だからね!』と一言。

いや、本当に『うぜ~!』の一言に尽きる。

しつこくない?っていうか、立ち会いにこだわりすぎじゃない?

立ち会いを希望しないというと『旦那さん協力的じゃないの?夫婦仲大丈夫?』って思ってるのが端々から感じられる話し方をされるのも気に障る。

旦那がいたって痛みが軽減されるわけでもないでしょ?『じゃ、いらね~よ!』ということで、我が家は3人とも立ち会いなしで出産しました。

長々と愚痴をすいません。本題に戻ります。

スポンサーリンク

1人目

破水した!

産後は実家に1月ほどお世話になる予定にしていたので、37週に入ったと同時に実家に帰っていました。

産休ギリギリまで仕事をしていたこともあり、38週に入りかなり遅い出産準備に買い物に行き、入院の準備をした夜に破水しました。

夜中の1時。どうもお腹の調子が・・・

痛いわけでもなく残便感が気持ち悪くてトイレにこもっていました。

トイレを終えて布団に入った瞬間に『にゅるっ』とした例えるなら生理の時のあの感じ。

『絶対破水した!』と思い、トイレに行きナプキンを当て母を起こしに行きました。

破水したという私に『明日の朝病院行けばいんじゃない?そんなすぐ産まれないでしょ』と言う母。

急いで母親学級でもらった冊子を見てみると、破水をしたら連絡をするように書いてあります。

病院に連絡したところ、病院に来るように指示されます。

病院に着くと、破水しているかどうかの確認をするために内診台へ。

内診台へ行く途中にもジャバッと出てくる始末・・・

先生も『あぁ、破水で間違いないね。』と言いつつリトマス紙のようなもので一応確認。

しかし、『子宮口はまだ開いてないから、まぁ今日の夜までに産まれれば早い方かな。』とのこと。

破水はしたものの、陣痛は始まっていないのでとりあえず病室に案内されました。

直前までバリバリ仕事をしていたこともあり、個室代を安く感じていたバカな私は空きのあった個室へ案内してもらいました。

今考えると『大部屋で十分だよ、バカ』と言ってやりたいです。

個室へ案内された後、破水したので感染しないように。と薬をもらい、母にはいったん帰ってもらうことになりました。

『陣痛もまだだし、旦那さんも13時以降の面会時間に来て下さい。』『まだまだ先は長いから、しっかり睡眠とってね~!』と看護師さんは出ていきいました。

この時すでに3時前。しかし、寝ろと言われても初めての入院だし、ついに出産がやってきた興奮で

寝れねーーー!!!

当時はスマホもなく、やることもなく、なぜだか1人でニヤニヤしたりして過ごしていましたが、だんだん眠気がやってきてウトウト・・・

始まった陣痛

気付くと朝の7時。なんかお腹が張ってるなぁ、と時間を計ってみると15分間隔。陣痛が始まった!と看護師さんに知らせるも、まだまだですよ~。とのこと。

まだまだ痛みも軽いので、出された朝食を食べて、ゴロゴロ。

だんだん痛みが強くなってくるものの、まだまだ耐えられる痛みだし、陣痛なんてこんなもんじゃない!と半分寝つつ過ごします。

時々子宮口を確認しに来たりしますが、まだまだ進んでいないということで、個室で1人耐えていました。

昼ごはんの前に子宮口を確認。

『まだ3、4センチくらいかな~』『まだまだ先が長いからしっかり食べてね!』と昼食を出され、少し口にするも全くお腹が空かないし、結構陣痛もきつくなってきているし、ご飯なんて食べられない!と思いつつただひたすら耐えるのみ。

でも、陣痛って超痛いって言うし、まだまだこんなものじゃないよね。とひたすら我慢。

気付くと母が面会にきてくれました。

その頃は陣痛の間隔なんてどうでもいいくら陣痛もきつかったものの、まだまだ本当の陣痛はこんな痛みじゃないはず!と無言で耐えていました。

母が到着して間もなく、お腹がよじれて締め付けられるような痛みから、恥骨が横に割れるような痛みに変わりました。

と同時に母が『もう3分間隔じゃない!』と看護師を呼ぼうとすると同時にどん!と中から押されるような感覚が襲ってきました。

私が母に『何か出そう!』と叫ぶと同時に助産師だか看護師だかが3人登場!

急いで子宮口を確認すると『え!!!全開です!』と驚く助産師。さらにわらわらと人が集まり、急いでベッドごと分娩室へ運ばれる私。

あまりに急ぎすぎたのかベッドにつながっていた何かの線をブチッと引きちぎる音の後に『○○がちぎれたーー!!』と叫ぶ看護師と私に向かって『まだいきまないで~!』と叫ぶ助産師。

分娩室に着くと『いけそうなタイミングで分娩台に上がって!』と無理な要求をする助産師。

『ムリ~!』と答える私に『ムリじゃない!』と言う助産師。

いきみの合間に何とか分娩台に乗り、急いで手には点滴を、足にはカバーをつけたりと分娩準備をする助産師たち。

その傍らで『もう赤ちゃん出てくるから、いきまなくていいよ~!』と叫ぶ助産師。

分娩台に乗ってわずか2回目の波でするっと産まれてきました。

気付くと産まれた瞬間をみて涙を流している学生と思わしき若い助産師か看護師の研修生。

対して何が何だか分からず、分娩が終わって放心状態の私。

間に合わず左足のみにつけられた足カバー。

バースプランも全くなかった私だけど、感想はただ一つ。

『こんなはずじゃなかった。』

2、3人目

2・3人目は1人目とは別の病院で出産しました。

2人目は陣痛から始まり、朝方破水。娘が小さいこともあり、”万全の医者が揃ってるタイミングで産まれるように”と促進剤を投入。

娘の妊娠中の話はコチラ

まだまだですね~なんて言われつつ、陣痛から分娩、回復まで一部屋で過ごせるLDRで待機。

2人目は促進剤を投入したせいか、1人目とは比べ物にならないくらい苦しかった事しか記憶にありません。

すいません、本当に記憶がありません。

気付けばいきみの波が来て、もう産まれる!という状態に。

この時も子宮口が3・4センチだったのを最後に、次に確認した時には『全開です!!!!』という後半追い込み型の分娩でした。

3人目こそは

2人産んで何となく、どうやら私の分娩は子宮口が3・4センチから急激にお産が進むのではないかと感じていました。

3人目もバースプランなど面談の際に分娩の時の希望を聞かれました。

私の答えは『産まれるのが早いので、LDRで陣痛を過ごしたい。』というただ一つ。

恐らく最後になるであろう3回目の出産はもう少し落ち着いて分娩に挑みたい一心で、口がすっぱくなるほど『私のお産は早い』と伝えていました。

迎えた3人目の出産。

夜中の3時に寝がえりを打った瞬間ににゅるっとした感覚が。

旦那は仕事で不在。

『破水した。』ということで実家に子供を預け、母に病院へ送ってもらいました。

向かっている車の中でお腹の張りが強くなり、陣痛が始まりました。

分娩が多いのか通されたのは陣痛室。

破水かどうかを確認するということで、リトマス紙のようなもので確認するもわからないとのこと。

『尿漏れかもしれないので、尿漏れならいったん帰宅してもらいます。』とのこと。

『はい?尿漏れだって?出てくる場所が違うだろうが。』と思いつつ、本当に破水か確認取れるまで母も一緒に待ってください。とのこと。

その後、破水が確認されたものの、3人目で産まれるのも早いだろうからこのまま待機して下さい。ということで、母とたわいもない会話をしながら待ちます。

まだまだ陣痛も弱く、余裕で母と話をしていると朝食の時間の8時に。

朝食を出されるものの、食べる気もせず、牛乳とパンを1つだけ(←食べてるね。)食べてひたすら陣痛に耐えます。

メモにずっと陣痛の時間を書いていたのですが、8:42分までメモとるだけの余裕がありました。

その後、1人目の時と同じ恥骨が割れるような痛みがきたので、そろそろ産まれるだろうと助産師を呼ぶと同時にいきみの波が・・・

急いで走ってきた助産師が子宮口を確認し、『えっ!!全開でーーーす!!!』とまるで1人目のデジャブ・・・

車いすで分娩台まで運ばれ、『次のタイミングで分娩台に上がって!』

あれほど言ったのに、1人目と同じ流れ・・・

分娩台に上がって3回目の波で産まれてきました。出生時間は9時3分。

メモをとる余裕があった頃からわずか30分とたたずに産まれています。

3人目は点滴も間に合わず、分娩が終わってから点滴の針を刺してもらう始末。

そして、担当助産師から

『何度もお産の進みが早いと聞いていたのに、結局バタバタしてしまってすいません。』

 

なんとなく思っていた後半追い込み型かもしれないという疑惑が3人目を産んで確信に変わりました。

私の分娩は後半追い込み型。予想を大きく裏切る追い込みでした。

 

誰の役に立つかもわかりませんが、ちょっと変わった私の分娩レポートでした。

スポンサーリンク

コメントを残す

*

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください