
一日の疲れをとるのに欠かせない入浴。
子供が小さいときは、湯船にゆっくりつかるなんてこととは無縁の生活を送っていましたが、だんだんと子供も一人でお風呂には利用になり、すこしづつゆっくりと湯船につかれる日が増えてきました。
個人的にはあつ~いお湯にさっと浸かるのが好きなのですが、お風呂で疲労回復の効果を得るにはあまり効果的ではないようです。
そこで、入浴で疲労回復を最大限に得る方法を調べてみました。
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お湯につかることで得られる効果
忙しいとシャワーだけで済ませたり、さっさと入浴を済ませてしまいがちですが、ゆっくりと湯船につかることで一日の疲れをとることができます。
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- 温熱作用
熱めのお湯(42℃以上)に浸かると一時的に血流が良くなり、交感神経の働きが活発になり、新陳代謝が良くなり体内の老廃物や疲労物質が除かれ、体の疲労回復効果があります。
一方、ぬるめのお湯(38~40℃)に浸かると、副交感神経の働きが活発になりリラックス効果が得られます。 - 水圧作用
お湯につかることにより体に水圧がかかることにより、全身のマッサージ効果が得られ、血液やリンパの流れをよくしてくれます。 - 浮力作用
お湯につかることで体重は10分の1ほどになります。
ふわふわとお湯に身を任せることで、全身の緊張がほぐれ、心身ともにリラックスする事ができます。
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疲労回復に効果的な入浴方法
入浴するタイミング
人間の体は深部の体温が下がる時に眠りのスイッチが入ると言われています。
入浴後、1時間から1時間半ほどかけて深部の体温が下がるので、深部の体温が下がるタイミングで眠りにつくと、スムーズに深い眠りにつくことができます。その為、寝る1時間から1時間半前に入浴をするとスムーズに眠りにつくことができます。
温度と時間
リラックス効果を得たい場合は、38~40℃のお湯に10~20分程全身でゆっくり浸かることで副交感神経が活発になり、心身ともにリラックス効果が得られます。
一方、肩や首のコリを感じている場合は、42℃程度のお湯に5分程度浸かると全身の一時的に血流の流れが良くなり疲労物質を取り除いてくれる効果があります。
熱めのお湯に5分以上入る場合は、のぼせやすいので半身浴がおすすめです。
ただし、42℃程度のお風呂に入る場合は交感神経が活発になり、体が興奮状態になるため寝る前の入浴は避けましょう。マッサージ
湯船につかりながら、手足のマッサージをすることでさらに血流が良くなり、体内の老廃物やリンパの流れをよくすることができ疲労回復につながります。
目のケア
スマホにPCにと酷使している目も一緒にケアをするとさらに疲労回復につながります。
熱め(42℃程度)のシャワーを目に当てたり、ホットタオルでアイマスクにするだけで目の疲れを軽減することができます。
また、ホットタオルで視界を遮ることで目からの情報処理を遮断し、よりリラックスすることができます。入浴剤
好きな匂いや、キレイな色の入浴剤を選ぶことでリラックス効果がアップします。また、炭酸系の入浴剤は血行を良くしてくれるので、血流アップにも効果的です。
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まとめ
子供がいるとゆっくり湯船につかることすらままならないですよね・・・
だけど、ゆっくりと入浴をすることで得られる疲労回復の効果は、翌日に疲れを持ち越さないためにも欠かせません。
我が家の子供達は5歳になった頃位から、子供も一人で入浴する日が増えてきました。
毎日は難しいかもしれませんが、時間の取れるときはゆっくりと湯船につかって心身ともにリラックスして、日ごろの疲れを解消しましょう♪
- 温熱作用
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