
出不精の私はAmazonのヘビーユーザーです。
何か必要なものがあるとまず、Amazonをチェックして、なければ楽天を調べて・・・と買い物のほとんどをネットショッピングで済ませています。
そんな私のところに身に覚えのない代引きの商品が届きました。
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注文履歴のない荷物
ある昼下がり、一本の電話が・・・
出てみると宅配会社のドライバーさん。
荷物を配達しているけど、住所表記が違っているようなので住所を教えてほしい。との電話。
正しい住所を伝えて電話を切ろうとしたら、
『Amazonからの代引きですので』との一言で、明らかにおかしい予感が・・・
Amazonは住所を登録しているので間違えようがないし、普段はカード払いなので代引きなんてありえない。
注文履歴をチェックしてみてももちろん注文履歴はなし。
もしかして、旦那か?と思ったけど、なんでiPhoneを持ってるかわからないくらいiPhoneを使いこなせていない旦那にはネットショッピングはムリ。
色々考えても思い当たる節がないので、ネットで調べてみると”代引きで商品を送り付ける詐欺”があるという事が判明。
これは詐欺に違いないだろう!と思いつつ、商品の到着を待つことに。
受取るべきかどうか
荷物を持ってきてくれた宅配のお兄さんはいつも荷物を持ってきてくれるすごく感じのいいお兄さん。
完全に送り付け詐欺だろうと思っていたので、きっとAmazonからと言っていたけど、どうせ手書きで”アマゾン”とかって書いてるんじゃないかと思っていました。
お兄さんに『身に覚えがないけど、どうしたらいいんだろう?』と聞くと、『受け取り拒否してもらっても全然いいですよ。』などと話しながら、伝票を見ると伝票は本物のAmazonの伝票です。
宅配のお兄さん聞いても本物のAmazon伝票で間違えないと思う。とのこと。
そして、名前が『YAMADA山田太郎』と微妙な英語交じりで、番地の並びが旦那(外国人)が書いたような表記。
もしや、本当にアナログ旦那が頼んだのか?
いや、あのアナログ旦那にできるはずがない・・・
それにしても、中身が気になる。
しかし、ほぼ詐欺で間違えないはず。
受け取るべきではないんだろうけど、もしかしたら奇跡的に旦那が注文できたのかも・・・
と頭の中でいろいろと悩んだ結果、本物のAmazonの伝票という事もあり、意を決して支払う事に。
まぁ、額が1300円程度だったので最悪、返金されなくてもそれほどダメージのない金額だったのもありますが。
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送られてきたもの
話を聞いていた息子が荷物を受け取るとすぐに梱包をバリバリと開け始めました。
勝手に商品を代引きで送り付けてきた相手です。
嫌がらせなら、大人のDVDや変なグッズが入っていると大変なので急いで息子から取り上げて封を開けてみるとそこに入っていたものは
・・・
靴の中敷き
・・・
・・・
はい、靴の中敷きが2枚入っていました。
それも、シークレット仕様
内緒で背を高く見せるアレです。
後ろから見ると『なんか、あいつのかかと浅くね?』とささやかれそうなアレ。
写真を載せたいけど、中敷きを販売しているメーカーには責任がありませんので控えます。
これは確実に旦那ではありません。
身長詐欺に使う中敷きを送り付ける、送り付け詐欺。
これは一応ユーモアのつもりなのか。
Amazonカスタマーセンター
とにもかくにも、Amazonに連絡です。
Amazonの問い合わせ先は、AmazonのHPのTOPページの一番下にある”カスタマーサービスに連絡”をクリック。
ここでアカウントにログインをしなければ進めないようになっています。
次のページで、お困りの場合の『カスタマーサービスに連絡』に進みます。
カスタマーサービスへの問い合わせのページではメールまたは、電話、チャットを選択ができます。
今回は、早くはっきりしたかったので、電話での問い合わせを選択。
問い合わせの内容は『注文内容について』を選択したいところですが、選択すると自分の注文履歴からどの商品についての問い合わせかを選ぶ必要があります。
今回は、自分での注文ではないので、注文履歴はありません。
よって、該当するものがないので、『その他』を選択。
次の画面では、自分では注文していないので、『注文に関連しないその他のお問い合わせ』を選択すると次に電話番号を入力する画面が出てきます。
ここにかけてほしい電話番号を入力して『今すぐ電話がほしい』をクリックするとものの数秒で電話がかかってきました。
機械音声で『この通話は品質向上の・・・』という案内の後、優しいお兄さん登場。
事情を説明して、宅配会社の伝票番号を伝えました。
長めの保留の後、出てきたお兄さんは平謝り。
お兄さん、というかAmazonは悪くないんですけどね~
で、対応はというと『代引きで支払った分はAmazonギフト券で返金させていただきます』とのこと。
さすが、世界のAmazon、対応が早い。
だけど、Amazonユーザーの私には全く問題のない返金方法ですが、あまり使わない人にとってはもらっても困るかも。
ネットには振込でも返金をしてくれるとの情報もあるので、相談してみたら現金での返金もしてもらえるかもしれません。
送られてきたシークレット中敷きは、『郵便局が回収に行くので返品をして下さい。』とのことで回収の手配までしてくれました。
念のために私のアカウントからの注文でないことを確認したら、もちろん別のアカウントからの注文だけど、個人情報の関係で誰からの注文かは伝えられないとのこと。
まぁ、このご時世なら当然ですよね。
そして、『今後も身に覚えのないようなものが届くようなことがあれば対処するのでご連絡下さい』とのことで終了しました。
終始『ご迷惑をおかけしました』とさすがの対応でした。
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最善の対処法
今回、私は『旦那の奇跡的な注文成功かも』、という思いと『中身が気になる好奇心』に負けて代引きの荷物を受け取りましたが、やはり身に覚えのない荷物は受け取り拒否をするのが最善の策ですね。
さらに、今回は運よく本当に送り主がAmazonだったので返金されることになりましたが、これがAmazonを装った別の人の可能性もあります。
もし、Amazonを装った別人(別の会社)だった場合は、返金をしてもらうには連絡先が分かっても詐欺師に自分で返金交渉をしなければなりません。
って考えるだけで面倒ですよね~
だって、相手は普通じゃないでしょうから。
それにしても、今回のこの送り付け詐欺。
商品はAmazonから発送してきたので恐らく代引き手続きはAmazonが代行しているのではないかと思われます。そして、商品は返品したのでAmazonから販売者側にお金は支払われないよね?
もちろん、この詐欺師にも支払われることがない。
じぁ、いったい誰が得をしたのか?
うん、誰も得してないよね。
もしかして、受け取った人が、『これ欲しかっただよね~、ちょうどいいから使っちゃおう!』という奇跡を狙った新たな宣伝方法なのか?
送られてきた商品には代引き手数料だけで送料は入っていなかったので、恐らく詐欺師はプライム会員(プライム会員以外は2,000円未満の商品は送料が必要)で、Amazonが往復の送料と代引き手数料分も私に返金するので損をしたのはAmazonただ一人。
という事は、Amazonへの嫌がらせなのか?
よくわからないけど、とにかく『身に覚えのない代引きは支払わない』これに尽きますね。
皆さんもお気を付けください。
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