
タイトル通りですが、3ヶ月前にアフターピル(緊急避妊薬)を服用しました。
おばさんの夫婦生活なんて聞きたくないでしょうから飲むに至った経緯は省略しますが、うっかり計算間違えで4人目ができるかもしれない状況になってしまい、夫とも相談をしてアフターピルを飲むことにしました。
服用後、厳密にいうと副作用ではないのかもしれませんが、急激にホルモンバランスが変わったことにより約2ヶ月ほど不快な症状が続いたので、対処法ご紹介します。
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アフターピル(緊急避妊薬)
まずはアフターピルとは?というところから簡単にご説明しますが、主に2通りのピルがあります。
- ノルレボ法:副作用が少なく、1錠飲むだけで効果があります。価格が高く、1万円前後で処方されています。
- ヤッペ法:頭痛や吐き気といった副作用があらわれることがあり、1度服用してから、12時間後にもう1度飲む必要があります。価格はノルレボに比べて安く、5,000円前後で処方されています。
行為後、少なくとも72時間以内に服用をすれば効果があると言われていますが、早ければ早いほど効果が高いとされています。
というのも、アフターピルを服用することにより、排卵を遅らせたり、着床しにくくすることで妊娠を阻止する為にできるだけ早く服用する方が妊娠阻止率が高くなります。
一般の産婦人科でも処方はしてくれるでしょうが、私は盆真っただ中のおまけに翌日は祝日なので、病院は閉まっています。
急いでネットで調べてみるとやっぱり繁華街にはレディースクリニックといいつつ、祝日関係なく診療しているほぼピル専門のような病院があるんですね。
さっそく朝から向かったところ、信じられないくらいの人が待っていました。順番は45番・・・
私の後ろからも続々と若い女性がやってきます。
問診表や受付での漏れ聞こえる感じでは、多くの人は私と同じくアフターピルを処方してもらいに来ているようで、中にはカップルで来ている人もいました。
アフターピルの需要の高さに驚きました。
入手しにくいアフターピル
少し話が逸れますが、私の住んでいる地域は大きな繁華街があるので、アフターピルを祝日でも入手することができました。
ですが、これが地方の方だと恐らく休日に手に入れることができないのではないかと思うんです。
72時間以内という期限がついていて、さらに早ければ早い方が良いというのに。
さらに、医師の診察が必要となると、高校生や学生など親や周りにも相談しにくい年代の子だと特にアフターピルを入手することに二の足を踏むのは想像に難くありません。
欧米の一部の国では薬局でも手に入る制度が整っていると聞きます。せめて、薬局で薬剤師の説明の元販売をしてくれるようになれば、本当に必要としている人も利用できるようになるのではないかと思うんです。(もしかすると欧米でも薬局での販売は年齢的に制限があるかもしれませんが・・・)
こういった話をすると、『最初から避妊をしろよ』『責任取れないのであればそういった行為を慎め』といういうのが、もっともな意見なんでしょうが、そんなことはみんなわかりきっているけど、やはり望まない妊娠をしてしまう人はいるし、親にも言えずトイレで産んでしまったというニュースも後を絶ちません。
正論ばかりを振りかざすのではなく、そうなってしまった場合の救済策として、アフターピルを薬局でも入手できる体制を整えてほしいと願います。
診察
なが~い待ち時間を待って、やっと診察です。
診察とはいっても、必要な項目は事前に問診表に書いて提出し、アフターピルの説明が書いた紙を事前に渡されているので、診察室に入るなり、ノルレボ法かヤッペ法かを質問され、簡単な説明と説明の紙をもらって終了。
1分もかかっていません。
ちなみに、保険診療ではないので私が行った病院では保険証を提出する必要はありません。
私が選んだのは価格が安いヤッペ法。3,000円でした。
1錠飲んで12時間後にまた1錠飲みます。
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服用後
吐き気や頭痛が出るかもしれないとのことでしたが、私は飲んだときの全く副作用はなく、いつもと変わりませんでした。
服用してから10日後にいつもと同じような生理が起こり、妊娠は阻止できました。
私の場合、アフターピルを服用したのが排卵日前後だったので、いつもより早い生理が来たという感じでした。
その後、約1月後にいつもと同じ周期で生理が来て、その後もいつもと同じ周期です。
ホルモンバランスの崩れ
服用時の副作用はなかったのですが、ホルモンバランスが崩れた影響が現れました。
私の場合はピル服用後の翌月、翌々月の排卵期と生理前・生理中にひどい動悸が起こりました。
排卵期は一日に数回程度の動悸でしたが、生理前に至ってはほぼ1日中動悸が起こっていたのではないかと思うくらい、動悸が起こりました。
すっかりアフターピルを飲んだことを忘れていたので、てっきり若年性更年期だと思っていました。
アラフォーだし、更年期の症状が少しづつ現れ始めても不思議じゃないよね~・・・と思いつつ、更年期には命の母が良いらしいと聞いて、命の母ホワイトを服用してみることに。
ちなみに、赤い命の母に比べてホワイトは効果が緩やかだそうです。
動悸が起こった日は命の母を1錠飲むようにしたら、動悸が治まったのでしばらくの間は命の母を飲むようにしていました。
アフターピル服用後2ヵ月を過ぎた頃には動悸が起こることもなくなり、正常になりました。
まとめ
我が家は、子供は4人までと決めていますが、色々な状況から今はまだ望んではいません。
アフターピルは望まない妊娠を避けることができる非常に便利なものです。
ですが、2ヶ月もホルモンバランスの崩れが続いたことを経験し、やはり体には大きな負担がかかっていることを身をもって経験しました。
決して、『後でピルを飲めばいいや』と安易に使用するべきものではない、夫婦だからこそ避妊に対して疎かになりがちだったことを反省しました。
と同時に事前にきちんと避妊をすることは当然ですが、きちんと避妊をしていても失敗することや、後で後悔することもあるかもしれません。
必要としている人が手に入れやすい体制が整って、望まない妊娠をする女性が減ることを望みます。
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