意外と近くにいた放置子とのエピソードと撃退するまでの経緯

”放置子”

書いて字のごとく、”親に放置されている子”の事を指します。

ひどい場合はネグレクト(育児放棄)まで発展している子もいますが、放置子と言われている子はネグレクトまではいかないものの、親の目が行き届いていない子を指し、我が家に近づいてきた子もネグレクトまではいかないものの、ネットで言われている通り放置子特有の行動をとる子でした。

我が家に寄って来た放置子とのエピソードと距離を取るに至った経緯をまとめてみました。

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特徴1:大人に愛想がいい

この放置子のA君が我が家にやってきたのは息子が1年生の秋頃でした。

保育園が一緒で顔と名前は知っていて、Aの母親も見たことがあります。

Aの母親は派手さは全くなく、どこにでもいるおばちゃん。といった印象だったので、私が想像する放置子の母親(すっごい偏見ですが、派手で遊び歩いているようなイメージ)とは全く違う印象でした。

1歳年上のA君が我が家の近くをうろうろしているときに、たまたま外に干してあった上靴の名前を見て息子の家だと分かり、遊びにやってきました。

この時、インターホンを鳴らさず突然玄関のドアを開けて『こんにちは~』とまるで田舎のご近所さんのような登場の仕方に違和感を覚え、さらには私の顔を見ると『こんにちは~!』とすっごく礼儀正しい子供らしからぬ挨拶に、危険な臭いを感じました。

ちょうど暇をしていた息子は一緒に遊びに行くと出かけていきました。

息子が出かけて数分。

また、玄関のドアが開く音が。

出るとA君が1人で息子の自転車に乗ってやってきました。

A『○○君(息子)にDSを持ってきてって頼まれたから取りに来た』と。

私が部屋に戻り『どこに置いたかなぁ~』と独り言で呟くとすかさず、

A『僕も一緒に探すー!』と靴を脱ぎだす音が・・・

すかさず、『家に入らないで!』と叫ぶ私。DSを片手に玄関に行くと、

A『僕が持っていく』とDSをとろうとします。

さすがに、初対面の子供に数万もするDSを渡すわけにもいかないので、私が届けることに。

息子に『どうして、自分で取りに来ないの?』と聞くと、『A君が自分のDSを取りに帰るから、自転車を貸して上げた』という息子。

それを聞いても知らん顔を抜かすA。

その後、息子の自転車を勝手に公園外へ乗っていくので、『公園内で乗るのはいいけど、事故すると危ないから公園外へは乗って出ないで!』と言っても、無視して息子の自転車に乗って公園外へ出ようとするA。

『だから!勝手に公園外へ乗って行くなって言ってるでしょ!』ときつく言って初めて自転車から降りる始末。

この時点で私の中でかなりの危険人物に昇格。

その後、家の前で話をしているのを聞いていると、

A『妖怪ウォッチのメダルをあげる』

息子『いいの!?』

A『その代わり、妖怪ウォッチ(おもちゃ)をちょうだい』

私『いや、ムリでしょ!』

と、横で水やりをしていた私は思わず、口を出してしまいましたよ。

せいぜい数百円のメダルと4,000円を超えるおもちゃ。交換できるわけないだろ!と心の中で怒鳴りました。

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特徴2:家に帰りたがらない

その後、ちょこちょこと家に遊びにやってくるA。

家の前で遊んでいると、『のどが渇いた』『ジュースが欲しい』『お腹が空いた』と事あるごとに要求してきます。

初めは家に帰るのが面倒なんだろうと水やお茶、お菓子などを渡していましたが、公園で遊んでいる時も公園から歩いてすぐの自分の家には絶対に帰ろうとしません。

公園で遊んでいても、のどが渇いたと少し遠い我が家まで歩いてくるようになりました。

ある日曜日、朝から公園で遊んでいた息子についてお昼に我が家までついて帰ってきたA。

A『昼からも遊べる?』

息子『わからない。遊べるなら、また公園行くから』

A『僕、お昼食べなくてもいいからここで待ってる』

私『家に帰ってご飯食べておいで』

A『ううん、おなか空かないから待ってる』

私『一回家に帰りなさい。』

と言い聞かせてとりあえずは我が家から帰らせました。

特徴3:自分の事を話したがらない

きっとAと息子がすごく気が合って楽しく遊べるのなら、もう少し目をつむっていたと思うのですが、Aはみんなで鬼ごっこをしていても、サッカーをしていても少しすると飽きたといってすぐにゲームをしたがる(しかも、自分のゲームはないので、他人のゲーム)ようで、息子以外のお友達からも一緒に遊んでいて楽しくない。と思われていたようです。

それからも、夜7時ころに我が家の家の前に立っていたり、相変わらずジュースが欲しい、お菓子が欲しいなどの要求も続くので、対策を考えることに。

放置子の撃退に効果があるとネットの情報で『自分の事を聞かれたくないから、質問攻めにするとよい』と読んだので、実践してみることに。

A『のどが渇いた』『おなかが空いた』『トイレを貸して』

私『お母さんに水筒、おやつもらっておいで。』『(トイレに)家まで急いで帰っておいで!』

A『無理。のどが渇きすぎてもう歩けない』『トイレが間に合わない』

私『じぁ、家教えて。一緒に連れて行ってあげる。それか、電話番号教えて。お母さんに迎えに来てもらう』

と徹底的に家と母親について聞きまくることにしました。

すると次第に、『のどが渇いた』『おなかが空いた』『トイレに行きたい』とこちらに要求してくることがなくなってきました。

同じころ、息子が学校のいじめ調査のアンケートに妖怪ウォッチのメダルをAに無理やり取られていたことを書き、学校の先生と電話でやり取りをする機会があったので、Aの事も報告しておきました。

『夜7時ころに家の前にいられたり、外で走り回っているのに水分を持っていないことも気になる。周りの話では夜暗くなってから100円ショップの前にいたりと気になる話も聞く』と先生に伝えると学校の先生の中でもAの家庭は要注意と把握していたようで、先生がメダルを無理やり取ったことと併せて、親に話をしてくれるという事になりました。

無理やり取られたメダル事件以降、息子がAとは距離を取るようになったこともあり、我が家に現れることはなくなりました。

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まとめ

我が家へ来なくなってから1年ほどたったころ、息子が

『Aのお母さんは仕事で中国で仕事をしているから、高校生のお姉ちゃんがご飯を作ってくれてるんだって。』という話をしていました。その後、名字が変わったという話も聞くので、やはり安定した家庭環境にはないようです。

正直なところ、こういった放置子が将来非行に走ったりするんだろうなぁ・・・と思うし、きっと大人の愛情を求めているんだろうことは容易に想像がつきます。

例えば、Aが求めるのなら食事を与えてあげたり、大人として見守ってあげられることができればこのAの人生も変わるのかもしれません。

だからこそ、身近にいる大人の私が無下に拒否するのはAにとってダメなことなのだろうとは思いますが、やっぱり私にはAに必要なものを与えるだけの心の広さはありません。

今でもAを見かけると私の対応は正しかったのか、もっとできることがあったのではないか。と自問自答してしまいます。

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